キャスターの小倉智昭氏が5日、フジテレビ系情報番組『バイキング』(毎週月~金11:55~13:45)に生出演。大みそかに放送された『第67回NHK紅白歌合戦』を「質が落ちている」とバッサリ斬った。
今回の紅白は前回を上回る平均視聴率40.2%(第2部)を記録したが、小倉氏はこの数字を「良くないよ。悪い」とし、「昔なんか80%とってた時代があるわけだから、それから比べたら激減でしょ」と意見。MCの坂上忍が「これだけネットとかなってる時代で、40%ってすごいんじゃないですか?」と反論するも、「いや。紅白の質が落ちてるんだよ」と言い放った。
そして、「紅白っていうのは、お金をかけて、どれだけ素晴らしいセットで歌手が歌って、つまんなそうにやってる応援合戦が一つのパッケージでおもしろいわけ」と小倉氏。「それが変にバラエティー化しちゃってる」と指摘し、「タモリさんやマツコ・デラックスの扱いとか、なんでゴジラがNHKホールに押し寄せてくるんだ。局のアナウンサーが『ゴジラが来てます』って…ふざけんなって」と今回の演出を批判した。