2016年9月、「第1回ミス美しい20代コンテスト」で4万18通の中からグランプリに選ばれた是永瞳(21)。数カ月前までは普通の女子大生だった彼女が、上戸彩ら第一線で活躍中の女優を多数抱える大手事務所・オスカープロモーションの所属として、華々しいデビューを飾った。昨年12月8日、同事務所が毎年主催している「晴れ着撮影会」に初参加。武井咲、剛力彩芽といった先輩がずらりと並ぶ中、物怖じずることなく発言するなど積極的な一面を印象づけた。果たして、"4万18分の1"の魅力とは? 撮影会を終えた是永を直撃した。
――お疲れ様です。
晴れ着撮影会にもいらっしゃいましたよね? ありがとうございました。
――こちらこそ、ありがとうございます。取材は慣れましたか?
慣れないです(笑)。先輩方はドンと構えていて。それに怯まないように、表に出さないように必死でした。
――報道陣から挙手制での質問がありましたが、真っ先に手を挙げたのは是永さんでした。
ここしかない! と思って(笑)。
――まずは「第1回ミス美しい20代コンテスト」グランプリ受賞、おめでとうございます。応募のきっかけは?
ありがとうございます。小学校6年生の12歳の時、何か好きなものを買ってくれるという約束で空手を始めました。いまだに何も買ってもらってませんが(笑)。そこから続けて、今の自分にとっては強みになっています。
コンテストに自分で応募したのは今回が初めてです。芸能のお仕事のように、昔から表舞台に立つお仕事に憧れていて、ずっとテレビっ子だったんです。並行して空手もやっていたので、その憧れは諦めていたんですが、大学に入って自分の時間が増えて、いろいろなことを経験していく中で、「別の世界もあるんじゃないかな」と何となく考えるようになりました。
そこから上京の思いが強くなって(大分県出身)、インターネットで東京の事務所を調べていたら、コンテストのことを知りました。実はオーディション会場に着く直前に道に迷ってしまったんですが、たまたま話しかけてくださったのが社長だったという偶然も。そんな不思議な縁が重なって、無事にオーディションを受けることができました。
――賞金200万円の使い道は?
まだ使っていません。全部両親にプレゼントしたいです。でも、たぶん現金だと使ってくれないかと……海外旅行とか何かプレゼントできればいいなと思います。
――173センチという長身も今後の強みになりそうですね。
生まれた時から大きかったみたいです(笑)。でも、ずっとコンプレックスで……。しかも昔は太っていました。今は180度真逆の考えになって、身長を生かすためにも体形維持を心がけています。それでも、今の自分はまだまだ足りないことだらけ。2017年はいろいろな面を極めていきたいです。
――グランプリ受賞直後、「頭が真っ白」とおっしゃっていました。あれから約3カ月、気持ちに変化は?
今までは大学で授業を受けている、普通の女子大生でした。でもこれからは、レッスンにレッスンを重ねてそれが実ってようやく仕事につながるという厳しい世界。全く違う世界になりましたが、自分が望んでいたことなので……とにかく極めていきたいと思います。
■プロフィール
是永瞳(これなが・ひとみ)
1995年7月15日生まれ。大分県出身。身長173センチ。O型。12歳から始めた空手は二段。2016年9月、「第1回ミス美しい20代コンテスト」で、4万18通の中からグランプリに選ばれた。「きものクイーンコンテスト2017」(2017年1月31日締切で応募受付中)のスペシャルサポーターに就任。