寒さが厳しいこの季節、体も心も手軽に温めたいときに恋しくなるグルメといえば、カップラーメン。実はここ数年、海の向こうの台湾では、カップラーメンにプリンを入れるという、驚きの食べ方が話題になっていると聞きます。

台湾では、「排骨鶏湯麺」というご当地カップラーメンにプリンを組み合わせるのがポピュラーのようですが……、もしや、それならほかにもさまざまな組み合わせができるのでは!? そこで今回は、日清「カップヌードル」にさまざまなプリンをちょい足しして、新次元の「プリンラーメン」を作ってみました!

カップラーメン×プリンで、「プリンラーメン」に挑戦!

「牛乳プリン」×「ミルクシーフードヌードル」=「ミルクたっぷりプリンヌードル」

最初に挑戦するのは、2016年11月に発売された「カップヌードル ミルクシーフードヌードル」(税別180円)をベースにしたちょい足しアレンジから。ミルクシーフードヌードルにさらに「ミルク感」をプラスすべく、森永の「牛乳プリン」(税別100円)を大胆に投入しちゃいます! ミルク×ミルクの組み合わせで、クリーミーさが倍増しそうな予感がしますよね。

ミルク系のプリンと「ミルクシーフードヌードル」を組み合わせて、さらにクリーミーに!

作り方はとっても簡単。いつも通りカップヌードルにお湯を注いで3分待ち、後は好みの量のプリンを加えるだけ。

できあがったカップヌードルとプリンから、ミルクのやさしい香りが

今回はスプーン大さじほどのプリンをすくって、カップヌードルのスープに入れてみます。初めてお試しする方は、小さじで少しずつ入れていくのがいいでしょう。

すくい取ったプリンを大胆に投入!

プリンを入れたら、中身をよくかき混ぜます。すると、どんどんクリーミな見た目になってきました。プリンのミルクがどんどんスープに溶け込んでいきます。では、早速いただきましょう!

カップヌードルのスープに牛乳プリンが溶け込んでいく

かき混ぜた麺とスープ、プリンを絡めてひと口。おお……、ほどよく甘くなってる~! もともと濃厚でクリーミーな味わいのシーフードヌードルに、牛乳プリンの優しい甘味が加わって「ミルク感」が倍増しています。ポークと魚介のうま味がきいているシーフードスープとミルクが溶け合い、安心する味わいになりました。スープ全体にミルクが浸透するよう、しっかりかき混ぜるのがポイントです。

今回は、プリンを4分の1程度加えましたが、プリンを入れるほど甘味が増していくので、甘味を抑えて楽したい方は、少しずつ入れて調整しながら食べるのがオススメです。

ミルク感が倍増し、まろやか&クリーミーに!

「牛乳と卵でつくったなめらかプリン」×「カップヌードル カレー」=「牛乳と卵のカレーヌードル」

続いて挑戦するのは、カップヌードルの定番中の定番、「カップヌードルカレー」(税別180円)をベースにしたちょい足しアレンジ。カレーに卵を載せたり、また隠し味として牛乳を使ったりして楽しむことも多いと思いますが、今回は、メイトー「牛乳と卵でつくったなめらかプリン」(税別100円)をちょい足しして、卵と牛乳のマイルドカレーを目指します!

カレーに卵や牛乳を入れるイメージでちょい足し!

こちらもいつも通りカップヌードルにお湯を注いで3分待ち、適量のプリンを加えていきます。カレーのほんのりスパイシーな香りとプリンのとろっとした甘い香りが立ち込めてきました。

カレーのスパイシーな香りを、プリンのやさしい香りが包みこむ

スプーン大さじ1杯ほどのプリンを入れると……、スープはまるでチーズカレーのような見た目になりました。

プリンが溶け込み、チーズカレーのよう

勢いよく麺をすすると、パワフルなカレーにプリンの甘味がよくきいてるのが分かります。プリンの卵と牛乳が、カレーの味わいをとってもマイルドに仕上げています。卵や牛乳が強調されるというよりも、プリンそのものの甘さが引き立ち、新鮮な甘みのあるカレーヌードルになりました。もともとプリンがとろりとしているので、こってりしたカレースープとの相性も◎。カレーは甘口派という方には、きっと新しい発見があるちょい足しです。

カレーの卵感がアップし、口当たりがマイルドに

「ジャージー牛乳プリン」×「カップヌードル トムヤムクン」=「ミルクのトムヤムクンヌードル」

最後に挑戦するのは、今ではすっかり新たな定番となった「カップヌードル トムヤムクンヌードル」(税別180円)にちょい足し。トムヤムクンの辛味を抑えるために牛乳やに卵が使われることをヒントに、オハヨー「ジャージー牛乳プリン」(税込137円)でピリ辛のトムヤムクンヌードルをまろやかに楽します!

トムヤムクンを牛乳でまろやかにするのが狙い

こちらもできあがったカップヌードルに好みの量のプリンを加えるだけ。トムヤムクンのエスニックな香りとプリンのクリーミーな香りが、不思議なハーモニーを織りなしています。

エスニックかつクリーミーな香りが漂う

今回は、4分の1くらい投入します。中身をよくかき混ぜると、辛口スープに牛乳プリンが溶け込んでいきました。

辛口スープに牛乳プリンが溶け込んでいく

気になる味はというと、トムヤムクンのスパイシーさとプリンのミルキーさが、意外にも引き立てあっています。トムヤムクンヌードルのエスニック風味が抑えられるかと思いきや、キリッとした辛味が持続されています。パクチーの香りが特徴的ですが、プリンが加わったことによりクリーミーに中和され、とっても食べやすくなりました。

手の込んだエスニック料理が好きな方にこそオススメのちょい足しです。個人的には、今回紹介したちょい足しの中では、ベストな組み合わせになりました。

スパイシーなトムヤムクンとまろやかなプリンが見事に中和


今回は、さまざまなカップヌードルにプリンをちょい足しするだけで簡単にできる、プリンラーメンのアレンジをご紹介しました。初めての方は、プリンを小さじですくって、量を調整しながらちょい足ししていくのがオススメです。ぜひラーメンとプリンの意外な相性のよさをぜひ楽しんでみてくださいね。