Lenovoは1月3日(米国時間)、ゲーミングノートPC「Legion Y720」と下位モデルの「Legion Y520」を発表した。Legionは要求が厳しいゲーミングコミュニティに浸透していくために設けたゲーミングPCの新ブランドだ。同社は数多くのゲーマーの声を聞き、ゲーマーのニーズに応えられるようにY720をデザインした。第7世代Intel Coreプロセッサ、NVIDIAの独立型GPUを搭載し、Dolby Atmosに対応する。

Y720の特徴は5つ。まず「性能」と「VR(仮想現実) Ready」。プロセッサはCore i7-7700HQまたはCore i5-7300HQ、メモリーは最大16GB(DDR4)。グラフィクスにGeForce GTX 1060を搭載し、ハイエンドのVRヘッドマウントディスプレイの使用が可能。3つめはゲーマーの要求を満たす「高い解像度とフレームレート」、ディスプレイは15.6インチのUHD(3840×2160) IPSアンチグレアまたはフルHD(1920×1080)IPSを選択できる。そして「包み込まれるようなサウンド」。Dolby Atmosは映画館などに採用されている音響技術だ。対応するヘッドフォンを使って、対応コンテンツでは、立体的な音響空間の中で味方や敵の位置を音で感じとれる。最後は「RGBキーボード」。ゲームプレイを盛り上げる 演出機能をオプションで用意した。

  • プロセッサ:第7世代Intel Core i7-7700HQ/ Core i5-7300HQ
  • グラフィックス:GeForce GTX 1060(6GB GDDR5)
  • メモリー:最大16GB(DDR4)
  • ストレージ:128/256/512GB SSD、500GB/1TB/2TB HDD
  • ワイヤレス:Wi-Fi (802.1 ac)、Bluetooth 4.1
  • インターフェイス:USB 3.0×3、Thunderbolt、 HDMI、オーディオジャック、マイクジャック、RJ45、Display Port
  • バッテリー動作時間:最大5時間
  • サイズ:380×277×29mm
  • 重量:3.2kg
  • OS:Windows 10 Home

下位モデルのY520は、プロセッサが第7世代Coreで、グラフィックスは最高でGeForce GTX 1050 Ti。ディスプレイは15.6インチフルHD (1920×1080)のみ。Dolby Atmosには非対応だ。本体サイズは380×265×25.8mm、重さは2.4kg。

Legion Y720は米国で4月に発売する予定で価格は1,399.99ドルから、Legion Y520は2月発売予定で899.99ドルからとなっている。