留学情報館は12月26日、ドナルド・トランプ氏の米国大統領選挙勝利によって、アメリカ留学のイメージがどう変化したかを調査した結果を発表した。調査は留学情報館のFacebook上で行い、アメリカ留学に関心のある200人から回答を得た。
「入国審査やビザ取得が難しくなる」という声も
「トランプ氏当選でアメリカ留学に対するイメージは変わったか」を尋ねると、最も多かったのが「以前より不安を感じる」(136票、68%)となった。次が「変わらない」(46票、23%)で、以下「以前より期待を感じる」(14票、7%)、「関心がない」(4票、2%)となった。
次に「どのような点に不安を感じるか」と聞いたところ、「入国審査やビザ取得が難しくなる」(127票、43%)と回答した人が最も多く、以下「治安が悪くなる」(53票、18%)、「円高への不安」(54票、18%)、「何となく不安」(37票、12%)、「不安を感じない」(24票、8%)となった。
個別回答としては「お金を落とす日本人含む先進国からの留学生を増やす政策があるのではないかという期待もある」「アメリカに行ったらもちろんトランプを支持する人たちにも出会うと思うので、そこで対等に戦っていけるか考えますね。もっと自国のこと、他国のことを知らないといけないなと思います」「白人ではない我々が差別の対象になりそう」「アメリカの多文化に対する根本的な価値観と尊重の崩壊」「アメリカでの就職が難しくなる」といった声があった。