ツナグ・ソリューションズはこのほど、「アルバイト人気ブランドランキング2016」を発表した。調査期間は2016年9月27~30日、有効回答はアルバイトに直近で接点がある18~69歳3,197人。
人気ランキング1位は「イオン」
人気ランキング1位を獲得したのは流通大手の「イオン」(768票)で、昨年4位からランクアップ。ツナグ働き方研究所所長の平賀充記氏は「同社は福利厚生が手厚く、従業員を大切にするイメージが定着していること」が理由としている。
以下、2位「無印良品」(716票/昨年3位)」、3位「スターバックス コーヒー」(630票/同10位)」、4位「TSUTAYA」(629票/同5位)、5位「LoFt」(600票/同14位)、6位「東京ディズニーリゾート」(546票/同1位)、7位「ザ・ダイソー」(529票/同7位)、8位「セブン - イレブン」(517票/同2位)、9位「東急ハンズ」(513票/同8位)、10位「セリア」(486票/同26位)と続いた。
30位圏内では、「無印良品」などの雑貨・カフェ、「ザ・ダイソー」などの小売業、「マクドナルド」(38位→25位)などのファーストフードが全体的に順位を上げたのに対し、テーマパークの「東京ディズニーリゾート」「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(11位→14位)やコンビニエンスストアの「セブン - イレブン」などは順位を下げた。
平賀氏は「2016の人気バイトの共通点は、ずばり『安全』と『ゆとり』の職場です。相次ぐブラックバイト報道で、職場の劣化に敏感にならざるをえない働き手からすると、このような真逆のホワイト職場環境で働けることは、昨今、何物にも代え難い価値なのかもしれません」と分析している。