読者の皆様、今年も大変お世話になりました。2016年の年末ということで、マイナビニュース「パソコン」チャンネルに掲載された注目記事を振り返ります。今回は、7月~9月までをチェックしていきましょう。
2016年7月の注目記事
スマートフォンアプリ「Pokemon GO」がリリースされた7月。Ingressとも異なる、位置情報とアイテム収集を兼ね備えた新しいゲームは、リリースされた22日から爆発的に広がりました。一方でこの人気を悪用し、詐欺サイトに誘導されるなど、Pokemon GOをかたった不正アプリも数多く出現。特に、ゲームをプレイする若年層に対し、スマホ利用のセキュリティが注意が呼びかけられました。
また、自作関連では、Pascal世代のデスクトップ向けGPU新製品「GeForce GTX 1060」が発売に。GeForce GTX 10シリーズ(デスクトップ向け)のエントリー品で、旧世代製品から性能が大きく向上。初値は3万円台半ば~4万円ほどでしたが、2016年12月時点では2万5,000円前後にまでこなれてきました。
2016年7月で最もクリック(拡大表示)された画像はこちら。3次元NANDフラッシュは四つ巴の戦いへ - 東芝・WD陣営の四日市工場、1.5兆円規模の投資で量産能力を大幅に増強の画像です。東芝とウエスタンデジタルが投資を折半し、3次元NANDフラッシュメモリの開発・製造を進める四日市工場の新建屋。先行するサムスン電子をどう追っていくのか、今後の市場が楽しみです |
2016年8月の注目記事
8月、かねて発表のあったWindows 10の大型アップデート「Windows 10 Anniversary Update」が提供されました。アップデートはWindows Updateでの自動更新でしたが、提供当時はサーバが混み合ったのか「中々落ちてこない」という声も多く見られ、ISOファイルの手動ダウンロードを提供開始したという記事も大きく注目されました。
また、7月のGeForce GTX 1060に続き、NVIDIAからはデスクトップ向け最新ミドルレンジGPU「Radeon RX 470」が発表。10月に発売された1万円台のグラフィックスカード「GeForce GTX 1050/1050Ti」と並ぶエントリー~ミドルレンジの穴を埋めるもので、小型・スリム系ゲームPC向けのお手頃グラフィックスとして、普及が見込まれる製品です。
2016年8月で最もクリック(拡大表示)された画像はこちら。Google、WindowsやMacの「Chromeアプリ」終了へ、Chrome OSのみにの画像です。Chromeアプリは、オンライン・オフラインで動くOS向けのGoogle関連アプリ。利用者が少ないため終了となりましたが、惜しむ声が多く上がりました |
2016年9月の注目記事
9月はAppleのスペシャルイベントでiPhone 7が注目されましたが、その後Mac用OSのメジャーアップグレード「macOS Sierra」も提供開始に。夏にパブリックベータ版が登場していたものの、Apple Watchを使った自動ロック解除やユニバーサルクリップボードなどの新機能が標準で使えるのは、ユーザーにとっては"ニヤリ"とできる便利さです。
このほか、レノボから異色の2in1タブレット「YOGA BOOK」が発表されました。大きな特徴は、物理キーボードを省き、代わりにタッチスクリーンを搭載した「Haloキーボード」で、開発には3年以上費やしたとのこと。2in1 PCの新たな可能性をアピールする1台となりました。
2016年9月で最もクリック(拡大表示)された画像はこちら。Apple、iPadを最大3万円値下げ - iPad Air 2は容量倍増ながら安価にの画像です。AppleがiPhone 7を発表したスペシャルイベント後、オンラインストアでiPadの価格が最大3万円近く値下がりました。販売終了モデルも出るなど、シリーズ構成も変更されており、普段価格の変動がほとんどないアップル製品だけに、多くの注目が集まりました |
(2016年「10月~12月編」は12月29日に掲載予定です)