今月18日に終了したNHK大河ドラマ『真田丸』最終回の総合視聴率が21.3%を記録したことが27日、明らかになった。

『真田丸』主演を務めた堺雅人

従来のリアルタイム視聴率は14.7%だったが、タイムシフト(録画)視聴率は7.2%となり、この2つを合算して重複分を差し引いた総合視聴率は21.3%だった。

タイムシフト・総合視聴率は、ビデオリサーチが今年10月3日から計測を開始しており、最初の対象となった10月9日放送分は、リアルタイム15.0%、タイムシフト6.7%で、総合20.9%だった。

同番組は、BSプレミアムで地上波より2時間早い18時から放送されており、こちらの視聴率は毎回4~5%で推移していたことから、こちらも合算するとさらに高い数字となっていることが推測される。

なお、地上波リアルタイムの50話全平均視聴率は16.6%で、前年の『花燃ゆ』の12.0%を大きく上回った。

視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ・関東地区。

過去10年のNHK大河ドラマ視聴率

2016年『真田丸』(主演:堺雅人)初回19.9/最高20.1/平均16.6
2015年『花燃ゆ』(井上真央)初回16.7/最高16.7/平均12.0
2014年『軍師官兵衛』(岡田准一)初回18.9/最高19.4/平均15.8
2013年『八重の桜』(綾瀬はるか)初回21.4/最高21.4/平均14.6
2012年『平清盛』(松山ケンイチ)初回17.3/最高/17.8/平均12.0
2011年『江・姫たちの戦国』(上野樹里)初回21.7/最高22.6/平均17.7
2010年『龍馬伝』(福山雅治)初回23.2/最高24.4/平均18.7
2009年『天地人』(妻夫木聡)初回24.7/最高26.0/平均21.2
2008年『篤姫』(宮崎あおい)初回20.3/最高29.2/平均24.5
2007年『風林火山』(内野聖陽)初回21.0/最高22.9/平均18.7

※単位は%