LCCのバニラエアは12月25日、成田=セブ線を就航。国際線7路線目にして初の海外ビーチリゾート線となり、毎日1便を運航する。
初便となった25日の成田発/セブ着便(JW603)は、予約183人(180人+幼児3人)、搭乗180人(177人+幼児3人)となった。9月14日に就航した成田=ベトナム・ホーチミン線に続き、セブは同社にとって東南アジア2都市目となる。機材はエアバスA320-200(180席)を使用し1日1往復を運航。
2017年3月25日までの冬期運航スケジュールにおける運賃は片道1万4,890円~(シンプルバニラ)、2017年3月26日~10月28日までの夏季運航スケジュールにおける運賃は片道1万6,880円~(シンプルバニラ)となる。運賃のほか、支払手数料と旅客施設使用料が必要で、支払いは出発空港国通貨のみとなる。なお、燃油サーチャージ(燃油特別付加運賃)は不要。
代表取締役社長の五島勝也氏は、「成田国際空港から出発した初便を含め、年末年始も満席のご予約が続いており、セブ線の就航に多くのお客さまがご期待を寄せてくださっていることに改めて胸を熱くしております。セブの魅力は成田から片道約5時間、時差1時間というアクセスの良さ、そして平均気温が26~27度と一年を通じて温暖な気候に恵まれ、いつでも南国リゾートを満喫できる点にあります。中でも1月中旬~5月中旬は快晴が続き、海も穏やかな観光のベストシーズンです。
またセブは語学留学先としても人気が高いため、英語のレベルアップを目指す学生や社会人、アクティブシニアの皆さまにもオススメです。美しくダイナミックな大自然に囲まれ、のびのびと過ごすひとときは、たとえ短時間でも充実した生美の時間になることでしょう」とコメントしている。
セブ州はフィリピン中部のビサヤ諸島に位置し、平均気温が26~27度と一年を通じて温暖な気候に恵まれた大小167の島々からなるエリア。観光やスパ、ショッピングが楽しめ、白砂のビーチと透き通る青い海のあるマクタン島やセブシティのあるセブ島、光が当たると水色に輝く純白の砂浜「シュガービーチ」で有名なバンタヤン島、東西に1km/南北に2.5kmの小さな"隠れた楽園"マラパスカ島、ダイバーに人気のオランゴ島など美しく豊かな大自然が魅力。成田から片道約5時間で、時差は1時間となる。
成田=函館線(2017年2月19日就航)と関西=函館線(2017年3月18日)を含めると、同社の就航地は、国内6都市、海外5都市の計11都市となる(国内は新千歳、成田、関西、奄美大島、那覇。国際は台湾(台北・高雄)、香港、ベトナム(ホーチミン)、フィリピン(セブ))。