バンダイが展開するハイクオリティロボットフィギュア「METAL ROBOT魂」より、最新作となる「METAL ROBOT魂〈SIDE MS〉ダブルオーライザー+GNソードIII」の詳細が明らかになった。アニメ設定を重視したプロポーションに加え、可動域が飛躍的に向上したことで、ワンランク上のポージングが可能となっている。2017年5月発売予定で、価格は14,040円(税込)。
「METAL ROBOT魂」は、ダイキャスト素材による重厚感を持つ「超合金」と、アクションロボットフィギュアの代表的ブランド「ROBOT魂」が融合したダブルネームブランド。硬・滑・柔に超合金が加わり、金属感・重厚感をテーマに演出された彩色表現と併せ、その驚異的な「質感」と「可動」を両立させている。第一弾は「Hi-νガンダム」、第二弾には「Ex-Sガンダム」など、いずれも多様な装備とギミックを備えたMSが立体化されてきた。
今回、設計を担当したのは「超合金魂 GX-68 ガオガイガー」や「スーパーロボット超合金 グレンラガン」をはじめ、スーパーロボット超合金・ROBOT魂シリーズを手がけてきた坂埜竜氏。「劇中再現」を開発の基軸に据え、「METAL ROBOT魂」ならではの最新技術で立体化した。
「ダブルオーガンダム」といえば、主装備であるソードを使ったアクションが劇中でも多く描かれた。さらに、「オーライザー」との合体や、各種武装の変形機構などのギミックも気になるところ。公開されたテストショットでは、首・肩・胴の設計見直しによる可動域の向上に加え、脚部には二重関節を用いて自然なラインが再現されていることが紹介されている。関節には「METAL ROBOT魂」の特徴であるダイキャスト素材が多く用いられており、質感や重量感以外にも可動性能や耐久性の面で高い性能を発揮しているという。武装においても、ライフルモード時の手の収まりのラインを想定して設計されるなど、ギミックの美しい再現にも力が入れられているようだ。
「ダブルオーガンダム」は、ロボットフィギュアとして確固たる地位を築いた「ROBOT魂」第一弾であり、ハイクオリティフィギュアとして高い人気を誇るシリーズ「METAL BUILD」の第一弾として発売された機体でもある。登場作品『機動戦士ガンダム00』が放送開始から10周年を迎える2017年に、メモリアルにふさわしいフィギュアが新たに仲間入りすることになった。
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