2016年10月より放送中のTVアニメ『ガーリッシュ ナンバー』。そのEDテーマ「今は短し夢見よ乙女」発売直前記念トークイベントが、12月3日にアニメイト秋葉原で行われた。

当日はEDテーマを歌う声優アイドルユニット「ガーリッシュ ナンバー」より千本木彩花(烏丸千歳役)、鈴木絵理(苑生百花役)、大西沙織(柴崎万葉役)の3人が登場し、レコーディングの裏話トークなどが披露された。

大きな拍手に迎えられ、烏丸千歳役の千本木彩花、苑生百花役の鈴木絵理、柴崎万葉役の大西沙織の3人が登場すると、前回のOPCD発売直前イベント同様、「発売直前ぶっちゃけトークコーナー」からスタート。EDテーマCD発売前ということで、まず「今は短し夢見よ乙女」が会場に流れたが、そこに観客がクラップや合いの手を入れているのを見て、鈴木は「自分たちで合いの手をやったのも楽しかったけど、みんなが入れてくれたので、ライブを想像できたし、ライブ会場で歌ってみたいと思いました」とコメントする。

レコーディング時のエピソードとして、大西が「『Bloom』は爽やかな曲だったけど、この曲では、万葉は色っぽくカッコよく歌おうと思いました」と曲へのアプローチを話すと、千本木は「千歳のソロになるオチサビのところは、自分に酔ってる感じで歌ってくださいって言われて、哀愁漂う感じで歌いました」という裏話を披露した。

さらに鈴木と大西がいるということでシングル「Bloom」のカップリングに収録された、百花と万葉による「決意のダイヤ」を映像付きで紹介。「2人の"先輩感"を出せた」と鈴木が言えば、大西は「カッコいい曲が個人的に好みだし、万葉だからクールに歌えたので、すっごい楽しかった!」と、楽曲への思いを語っていた。

そして「今は短し夢見よ乙女」のカップリング曲で、作中において千歳たちがヒロインを演じるアニメ『九龍覇王と千年皇女』(クースレ)のOPテーマ「虹色Sunrise」も披露。明るい曲になのでぜひ、フルで聴いて楽しんでもらいたいとのことだった。

続いてのコーナーは、7話の劇中にあった『クースレディオ』を再現した「COOL SOUL REDIO~クースレディオ~in 秋葉原アニメイト」。百花宛てに届いた(※来場者にイベント前に記入してもらったもの)「共演されている他のメンバーに比べて自分のほうが勝っていると思うところがあったら教えてください」という質問に、「う~ん、全部?」という答えで湧かせたあと、「というのは冗談で~、ファンを思う気持ちですかね」と、百花らしさ全開で答える鈴木。また、調子に乗ってる千歳や、たまに方言が出てしまう万葉など、3人とも難しいと言いながらも、頑張ってキャラクターでラジオを進行した。

その後、千本木、鈴木、大西自身への質問にも回答。「鈴木さんと大西さんを先輩としてどう思っているか?」という質問に千本木が、「頼りにしています」と答えると、大西と鈴木からは、しっかりしてて後輩と思えない! と言われたり、お互いの仲の良さがわかるやり取りが繰り広げられた。

イベントの最後は、3人から会場のファンへのメッセージで締めくくられた。

「ラジオは苦戦したんですけど、アットホームなイベントで『ガーリッシュ ナンバー』についてお話できて楽しかったです。収録は終わってしまったんですけど、アニメは続きます。新キャラの七海が急に出てきて、ここからどう関わってくるのかドキドキしてると思うんですけど、最後まで見守ってくれたらと思います」(大西)

「今日、EDテーマについて語らせて頂きましたが、いつ聴いても心に沁みる良い応援ソングになってます。歌詞の節々に乙女チックなニュアンスも入ってて可愛い曲なので、たくさん聴いてくださったら嬉しいです。アニメもイベントもまだまだありますので、みなさんと一緒に『ガーリッシュナンバー』を楽しんでいきたいと思います!」(鈴木)

「皆さんと近い距離で楽曲についてお話ししたのがすごく楽しかったです。いろんな曲が聴けたので、恥ずかしい気持ちと嬉しい気持ちがいっぱいありました。このあともイベントがありますので、皆さんとお会いできたらいいなって思います」(千本木)

TVアニメ『ガーリッシュナンバー』のEDテーマ「今は短し夢見よ乙女」は現在発売中。TVアニメもいよいよクライマックスとなる本作だが、各詳細はアニメ公式サイトにて。

(C)Project GN/ガーリッシュ ナンバー製作委員会