お笑いコンビ・天津の木村卓寛(40)が、21日に放送された日本テレビ系バラエティ番組『芸人報道1時間SP』(24:59~)にゲスト出演。お笑い芸人とロケバス運転手の"二足のわらじ"で、家庭を支える姿が取り上げられた。
2008年頃、「エロ詩吟」で一世を風靡した木村。年間テレビ出演数70本以上、ネタ本が17万部のベストセラーとなり、最高月収は390万円に。しかし次第にメディアへの露出は減り、妻と2人の娘を養うには芸人だけの収入では厳しくなった。
そこで2年前にロケバスを運転できる免許を取得。現在は芸人として活動しながら、ロケバスドライバーの収入を子どもたちの教育費にあてている。もともと車の運転が好きだったが自分の車を売ってしまったため、仕事で運転できることが幸せだという。
きっかけは、お笑いコンビ・フットボールアワーの後藤輝基(42)。ロケに行く機会がないと嘆くムーディー勝山(36)に、「何とかしてロケ行けるようにせえや!」と促したところ、ムーディーは「ロケバスの運転免許取りますわ!」。これに後藤は「出世払いでいいから(免許費用を)出したる」と気前よく応じた。それを聞いていた木村は自主的に免許を取得。「兄さん免許取りました」と後日後藤のもとを訪れ、免許費用を請求した。
最初に乗せた芸能人は宮川大輔(44)。目的地までの3時間は全く気づかれず。到着して「お願いします」と声をかけたところ、そこでようやく気づき「8度見」するほど驚かれたという。