タイムアウト東京は12月21日、2016年の「世界都市ランキング」を発表した。調査期間は2016年9月26日~10月12日、調査対象は世界18都市のタイムアウト成人読者2万人。
東京は「ストレスが多い都市」「物価が高い都市」1位
同ランキングでは、楽しい都市生活に必要なものを、ダイナミズム、インスピレーション、フード&ドリンク、コミュニティ、社交性、経済面の6特性から評価した。
その結果、「最も楽しい都市」1位を獲得したのはシカゴ(アメリカ/60.1ポイント)。レストラン、バー、地域性、物価の特性で首位となったほか、それ以外でもすべて5位以内に入った。
以下、2位のメルボルン(オーストラリア/59.3ポイント)は、クオリティオブライフに関する項目で世界1位を獲得。暮らしやすいと回答した人が過半数以上おり、75%の人がメルボルンでの暮らしを好きと答えた。
3位はリスボン(ポルトガル/55.6ポイント)、 4位ニューヨーク(アメリカ/53.3ポイント)、5位マドリッド(スペイン/51.4ポイント)、6位メキシコシティ(メキシコ/50.8ポイント)、7位サンパウロ(ブラジル/50.7ポイント)、8位ロサンゼルス(アメリカ/48.4ポイント)、9位バルセロナ(スペイン/46.6ポイント)、10位ロンドン(イギリス/45.3ポイント)と続いた。
アジア地域の最高位は11位の香港(中国/41.6ポイント)。東京は13位(日本/41.2ポイント)だった。東京は「文化的な都市」としてパリに並んで首位に選ばれたが、「セックスをしない都市」「仕事のストレスが多い都市」「物価が高い都市」「眠らない都市」でも1位だった。また「最近夜が明けるまで起きていた」という人も最も多く、その理由はロマンティックな意味ではなく横になった時間が一番少ないからだったという。