日経BPコンサルティングは12月21日、「Webブランド調査2016-秋冬」の結果を発表した。調査期間は2016年10月13~20日、対象は500サイト、有効回答は20歳以上のネットユーザー3万3,600人。
総合ランキング1位は「楽天市場」
同調査は、Webサイトのリニューアルの効果や製品への関心、企業の好感度への影響を明らかにするもの。ネットユーザーの評価を独自の6指標に集約し、ランキング化した。
総合ランキング1位を獲得したのは前回3位の「楽天市場」(Webブランド指数(WBI/以下同)121.7)。2014-秋冬調査以来2年ぶりに首位に返り咲いた。全6項目のスコアが上昇し、特に「波及効果」「コンバージョン」で伸びた。
2位は前回1位の「Yahoo! JAPAN」(120.1)、3位は前回2位の「Amazon.co.jp」(110.6)で、共に1ランクダウン。以下、4位「Google」(102.2)、5位「YouTube」(85.8)、6位「価格.com」(82.8)、7位「サントリー」(77.6)、8位「Wikipedia」(77.0)、9位「Tサイト」(75.8)、10位「クックパッド」(75.7)と続いた。
一般企業サイト(インターネット専業企業サイトを除く)の1位は前回に続いて「サントリー」が獲得。サイトを全面リニューアルし、「サイト・ユーザビリティ」の4項目全てで「良い」とする積極的評価が上昇した。
以下、2位「Tサイト」、3位「アサヒビール」(75.0)、4位「ANA」(73.6)、5位「ユニクロ」(72.9)、6位「キリン」(71.2)、7位「じゃらんnet」(70.8)、8位「ヤマト運輸」(70.5)、9位「日本郵便」(67.9)、10位「パナソニック」(67.2)と続いた。