モイは21日、同社が運営するライブ配信サービス「ツイキャス(TwitCasting)」がHTML5に対応したと発表した。合わせて、最大1Mbpsでの高画質配信も開始する。
PC端末でのGoogle Chromeブラウザによるツイキャス再生が、順次HTML5に対応する。Chrome以外の端末も、順次対応していくという。HTML5版でも配信者と視聴者の遅延を最大2~3秒前後に抑えるほか、再生の高速化も図る。
合わせて、最大1Mbpsの高画質配信も開始する。ツイキャスでは、高画質の需要が高いゲーム実況のニーズが高く、2015年10月にはゲーム実況時、外部ツールを使用して配信できる機能も実装している。今回、配信ビットレート上限を従来の最大700kbps程度(高画質配信時)から1Mbpsへ引き上げ、「ツイキャスならではの遅延の少ない配信を、さらによい画質で行ってもらえるようになった」とした。