お笑いコンビ・極楽とんぼの加藤浩次(47)が、20日に放送された日本テレビ系情報番組『スッキリ!!』(毎週月~金8:00~10:25)で、覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで逮捕されていた歌手・ASKA(58)が嫌疑不十分で不起訴処分となったことを受け、コメントした。
ASKAは先月25日、「盗聴されている」と自ら110番通報。任意の尿検査で陽性反応が出たことから同月28日に逮捕されたが、ASKAはその直前に投稿したブログで「尿から、覚せい剤反応が出るわけなんてことは、あるわけがない」と否定した。その後、提出した尿は「お茶」だったと主張。警視庁が本人の尿と立証できなかったことから、不起訴処分となった。
この話題がトップニュースとして取り上げられ、加藤は菊地幸夫弁護士による解説を聞き終えると、いくつかの疑問点は残るとしながらも、「ASKAさんの逮捕が2度目ということもあって、さらに覚せい剤反応が尿から出たという発表が警察からあった」と振り返りつつ、「僕自身も起訴の方向になると思っていて、発言した部分はある。この部分に関しては僕自身もしっかり考えないといけないなと思った」と番組司会者としての反省の弁を述べた。
一方の菊地弁護士は「尿鑑定で陽性反応が出たという段階で、それが有罪のほぼ唯一の"最強の証拠"なんですよね。これで、有罪判決が将来出るんだと私も考えてしまいました」と同調し、「いろんな理由でこういうケースになるんだということを踏まえて、これから考えてコメントしていきたいと思います」と語った。