米Microsoft傘下の米Mojangは12月19日(現地時間)、箱庭ゲームMinecraft (マインクラフト)のApple TV版「Minecraft Apple TV Edition」の提供を開始した。期間限定で7つのダウンロードコンテンツが無料バンドルされる。価格は19.99ドル。プレイするにはMFi対応のゲームコントローラが必要だ。
Apple TV版のMinecraftはAppleが10月に開催した「hello again」イベントのキーノートで取り上げられ、年内の登場が予告されたが、ゲームの詳細については不明だった。Apple TV Editionの提供は、Minecraftの世界を広げるメジャーアップデートにタイミングを合わせた提供になった。Mojangは11月にPocket Edition (Android/ iOS/ Fire OS)とWindows 10に「1.0 - The Ender Update」を提供することを発表しており、Apple TV Editionと同時にジ・エンダー・アップデートもリリースした。Apple TV Editionもジ・エンダー・アップデートを含むバージョンである。
ジ・エンダー・アップデートでは、Minecaraftの世界にエンダードラゴンが生息するジ・エンドという別世界が加わる。他にも、シロクマ、残留ポーション、エリトラなどが追加され、エリトラの翼を使えばMinecraftの世界を滑空して移動できる。建築の高さの制限が引き上げられて256ブロックまで積み上げ可能。シード値ライブラリ、ワールドテンプレートなどをサポートする。
期間限定でApple TV Editionに付属するダウンロードコンテンツは、「Holiday 2015」「Town Folk」「City Folk」などスキンパックが3つ、「Plastic」「Natural」「Cartoon」など3つのテクスチャーパック、そして「Festive 2016」マッシュアップだ。現時点でMinecraft RealmsとXbox Liveをサポートしていないが、将来のアップデートで対応するという。