12月12日~12月18日までの1週間に発表された、PC関連の注目ニュースをダイジェストでお届けする。
先週は米国時間13日、AMDがZenアーキテクチャを採用する次世代デスクトップCPU“Summit Ridge”を、新CPUブランド「RYZEN」(ライゼン)として提供することが明かされた。
Summit Ridgeは、AMDが開発を進める次世代"Zen"アーキテクチャとして最初に市場投入されるCPU。最大8コア/16スレッド構成となり、命令処理性能の向上や、複数スレッドを並行して実行できる同期マルチスレッディングの実装などが特徴だ。2017年第1四半期には主要ベンダーから搭載製品が投入されるという。
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また、米国時間14日には、米Yahooから、10億以上のアカウントに関する個人情報が2013年8月に流出していたという衝撃的な発表がなされた。
同社は2016年9月に5億人分以上のユーザー情報の流出を公表していたが、「それとは異なる事件」という見解だ。10億以上となると、当然米国人口である3億875万人(外務省"アメリカ合衆国基礎データ"による)を超え、世界中に被害が広がっているとみられる。米Yahooのアカウントを所持している編集部員の元へも、米Yahooからパスワード変更を促すメールが届いた。
なお、日本のYahoo! JAPANは、公式Twitterで日本への影響はない旨を告知している。
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