CCC AIRは12月19日、世界最小をうたうスティック型メディアストリーミング端末「Air Stick」を発表した。発売は12月20日で、価格は税別9,800円。e☆イヤホンの秋葉原店、名古屋大須店、梅田EST店、大阪日本橋本店や、CCC AIRのオンラインストアなどで販売を開始する。
Air Stickは、Googleのバックアップを受け開発されたAndroid TV端末。テレビのHDMI端子に接続し、ホームネットワーク内に追加すると、Android TV機能を利用できるようになる。テレビ版のGoogle Playからアプリをインストールできるほか、Google Cast機能を使うことが可能だ。
高スペックながら価格を抑えたコストパフォーマンスの高さが特徴。CPUはQualcommのSnapdragon 410、GPUは同Adreno A360を採用している。Wi-Fiルーターとしての機能も持ち、8台までの機器と接続できる。
4K再生はサポートしないが、60p対応のため、Youtubeの4K映像もダウンコンバートながら高画質で再生できるという。2017年初夏をめどに、4K HDR対応モデルもリリース予定。
プリインストールされているアプリは、YouTube、AbemaTV、GYAO!、ANAシアター、hulu、AWA、Google Play Store、TSUTAYA movieなど。TSUTAYA movieは同日CCC AIRから発表された動画配信サービスで、詳細は別記事を参照いただきたい。
リモコンには音声認識機能を搭載。プリインストールされたアプリ全体からのキーワード検索も音声で行える。
音楽再生機能にも注力。Bluetoothのコーデックは高音質のaptXに対応する。2017年春にはaptX HDもサポートするという。
Wi-Fi経由で無線接続が可能だが、安定してデータ通信を実現できるよう、有線LAN端子搭載のACアダプタも付属する。2017年3月にはBluetoothゲームパッドも発売予定だ。
- OS: Android TV 6.0
- CPU: Qualcomm Snapdragon 410
- GPU: Qualcomm Adreno A360
- 内蔵メモリ: 1GB
- ストレージ: 8GB
- サイズ: W70×H30×D11mm
- 重量: 約30g
- Wi-Fi: IEEE802.11b/g/n
- Bluetooth: 4.1
- 付属品: HDMI延長ケーブル、ACアダプタ、リモコン