月刊「Gファンタジー」の人気連載作品で赤井ヒガサ氏が原作の『王室教師ハイネ』が、2017年にTVアニメ化することが決定し、ティザービジュアル、キャラクター設定画、制作を担うスタッフ陣が公開された。
王子を教育する専属家庭教師であり、国中から選りすぐられた最高の教師のみに与えられる役職="王室教師"。グランツライヒ王国に王室教師として招かれたハイネ・ヴィトゲンシュタインは、次期国王候補を育て上げることを命じられるが、ハイネの目の前に現れたのは、揃いも揃って超個性的な4人の王子で、4兄弟。
超一流の教師でありながら、その小さく可愛らしい見た目から常に子供に間違われるハイネ。その教え子となるのは、現時点で最有力の国王候補・長男王子(第一王子)の弟である4人(第ニ王子~第五王子)で、絵画から抜け出たような美しさを持つイケメン王子達ながらも、生徒としてはかなりの曲者。鋭い眼光で相手を威圧し、これまでの教師にとにかく恐れられてきた"ジロリ王子"こと第二王子・カイ、天才と称えられる非凡な知性を持ち、学歴至上主義で教師という存在を見下す"高圧インテリ王子"=第三王子・ブルーノ、西の大陸で最も美しいと称される美貌を持つが、とにかくプライドが高く教師という生き物が大嫌いな"プライドエベレスト王子"=第四王子・レオンハルト。そして甘いマスクに明るい人柄で、王族とは思えないほどの親しみやすさと軽さを持つ"チャラ王子"こと第五王子・リヒト。前任の王室教師すべてが、手に負えず逃げ出した4王子に挑むハイネの教育方法とは……? 4人4色の王子達が、ハイネと出会うことでどのような化学反応が生まれるのか!?
ハイネとの「師弟関係」を通じて、共に学び、共に歩み、共に成長していく中で、王子達の新たな一面、魅力がどんどん明かされていくので、その中から"推し王子"が見つかること間違いなしの本作。時には耽美に、時にはコミカルに、時には感動的にテンポよく繰り広げられる日常会話劇の中で、「だらんぬ(だらけ中)」「むぷー(怒り中)」など、特徴的なセリフとともに頻繁に登場する可愛さ抜群のミニキャラも魅力となっている。
かねてよりアニメ化は決定していたが、今回あらためて、2017年にTVアニメとして放送されることが決定。アニメ化にあたり、監督は菊池カツヤ氏、シリーズ構成はうえのきみこ氏、キャラクターデザインは奥山鈴奈氏、アニメーション制作はブリッジがそれぞれ担当する。
ハイネが宮殿で王室教師として初めて4王子に挨拶した、物語の始まりを予感させるワンシーンを美しく描いたティザービジュアルが公開され、それにあわせて公式サイトと公式Twitterもオープン。公式TwitterではOPEN記念のプレゼントキャンペーンも実施されているので、こちらもチェックしておきたい。
(C)赤井ヒガサ/SQUARE ENIX・王室教師ハイネ製作委員会