埼玉県深谷市は12月15日、ふるさと納税の新たなお礼品「厳選された樹木で創るプロデュースガーデン」の申し込み受付を開始した。

プロが造園設計から施工までをプロデュース

埼玉県深谷市南西部に位置する櫛引・花園地区では古くより植木・苗木の生産が盛んで、県内でも主要な産地として知られる。ふるさと納税に関しても、市内約1,800坪の売り場で好きな木を選べる「四季を感じるお庭を創る 深谷で選ぶ樹木セット」を50万円、100万円の寄附のお礼品として提供している。

同市はこのたび、プロが要望に応じて造園の設計から施工まで行う「厳選された樹木で創るプロデュースガーデン」の提供を開始すると発表。寄附金額は200万円、300万円、500万円、999万9,999円となる。

3D CAD提案図

造園を担当するのはHUSUP。同社は市内の事業者であり、軽井沢の別荘庭園などを数多く手掛けてきた庭づくりのプロで、豊富な経験に基づく目利きと感性を発揮して、理想の庭づくりをプロデュースするという。

造園に当たっては、常時50種類以上の樹木を展示しており、事前に下見が可能。樹木はモミジなどの季節感を感じられる木、果樹などの要望に応える。樹木の選定だけでなく、和風・洋風・南国風など、様々なスタイルの造園外溝工事が可能。経験豊富な造園のプロによる設計~施工となっている。

ガーデンプランニングの流れは、相談→ ふるさと納税申し込み → ヒアリング → デザイン作成 → デザイン確定→ 工事開始・完成となる。庭の完成までの期間は、申し込みから2か月~6か月程度だが、造園規模により期間が変動する可能性がある。

なお、深谷市では、2015年より年間を通じ50万円以上の寄附者の人に「復興応援プロジェクト」として、友好都市である岩手県田野畑村の特産品を深谷市のお礼品に加えて送っている。