UR都市機構とロイヤリティ マーケティング(以下LM)は12月15日、UR都市機構が共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を導入することについて合意し、提携の覚書を交換したと発表した。
2017年夏頃の導入を目指す
PontaはLMが運営する共通ポイントサービス。会員数は約7,900万人で、ローソンやGEOをはじめとする全国約14万店舗で利用できる。
UR都市機構は、共通ポイント制度の導入に向けて「UR賃貸住宅における共通ポイントの導入及びデータ分析等業務」を実施する事業者を企画提案競技方式にて募集。その結果、LMを実施事業者として決定し、今回の合意に至った。
Pontaポイントの導入により、UR賃貸住宅の居住者は毎月の家賃の支払金額に応じて同ポイントをためることが可能になる。UR都市機構広報は「ポイント制度を活用した『多様な世代が生き生きと暮らし続けられる住まい・まち(ミクストコミュニティ)』の実現に向けた方策等についても検討をしていく。居住者サービスの向上による満足度の向上を目指している」と話している。
今後、両社は協議を行い、2017年夏頃からの導入を目指して準備を進めていく予定。詳細は決定次第発表する。