Googleは14日、2016年Google検索ランキング(調査対象期間:2016年1月1日~11月30日)を発表した。
Googleでの検索量が2015年と比較して急上昇したワードをランク付けした「急上昇ランキング」では、アイドルグループ・SMAPが男性1位となった。同グループは1月に独立騒動が報道されて以来、年間を通して大きく話題となった。また、アメリカ大統領選に出馬した「トランプ」が2位に、そして”PPAP”で世界的に有名となった「ピコ太郎」が3位となった。
急上昇ランキング、女性1位は不倫騒動が話題となった「ベッキー」が1位に。また、6月に乳がんを患っていることが明らかとなった「小林麻央」が2位、リオオリンピックで期待を背負い、惜しくも銀メダルとなったレスリング日本代表の「吉田沙保里」が3位となった。
またSMAPは急上昇ランキング全体でも、「ポケモンGO」「オリンピック」に次いで3位にランクイン。世間の関心の高さを見せた。
【ドラマ】カテゴリーでは、ラブストーリーが中心の順位が構成された。1位はフジテレビ系月9ドラマ『好きな人がいること』、2位は現在放送中のTBS系ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』、3位はNHK大河ドラマ『真田丸』となった。さらに、低予算ながら放送ごとに話題となるテレビ東京系ドラマ『勇者ヨシヒコと導かれし七人』のシリーズ名、『勇者ヨシヒコ』が4位となり、インターネットで注目を受けている様子が表れた。
【映画】カテゴリーでは、ヒット中の映画『君の名は』『シン・ゴジラ』が1位と2位に。また、ディズニー映画『ズートピア』が3位となったほか、6位に『聲の形』、9位に『この世界の片隅に』と、アニメ映画が多数ランクインした。
なお、検索数のみで順位付けを行う総合ランキングでは、1位が「Youtube」、2位が「Yahoo」、3位が「天気予報」と、サービス名が上位を占めていた。