マーシュは12月12日、「シニアのファッションに関するアンケート調査」の結果を発表した。同調査は10月18日~20日、全国60歳以上の男女600名(男女各300名)を対象に、インターネットで行われた。
シニアのおこづかい、月2~3万円が最多
「一カ月間に自由に使える金額(おこづかい)」を聞いたところ、「20,000~30,000円未満」(20.8%)が最も多かった。以降「10,000~20,000円未満」(14.5%)、「5,000~10,000円未満」(13.7%)と続き、シニア世代の58.3%が「30,000円未満」となった。
「自身の洋服を購入する頻度」を質問すると、「半年に1回程度」(26.8%)が最も多く、次いで「3~4カ月に1回程度」(17.8%)、「1年に1回程度」(14.0%)。
では、「一年間の洋服代」はどのくらいなのだろうか。調べた結果、「20,000~30,000円未満」(19.5%)が最多に。次いで「10,000~20,000円未満」(17.6%)、「5,000~10,000円未満」(13.3%)となった。性別で見ると、男性は「10,000~20,000円未満」(20.2%)が、女性は「20,000~30,000円未満」(19.6%)が最も多かった。
また、「洋服を購入する際に参考にするもの」を聞くと、「洋服屋のディスプレイ」(38.6%)が最も多かった。次いで「街で見かけた人の服装」(29.0%)、「洋服屋店員のお勧めや意見」(26.1%)となった。性別で見ると、男性は「配偶者の意見」(38.8%)が最も高く、女性とは30pt以上の差が見られた。一方、女性は「洋服屋のディスプレイ」(49.3%)が過半数に近く、男性とは20pt以上の差が見られた。