レノボ・ジャパンは13日、同社製「YOGA tab 3」シリーズのラインナップに、スペックを強化した「YOGA Tab 3 Pro 10」と、新モデル「YOGA Tab 3 Plus」を追加し、販売を開始した。価格は「YOGA Tab 3 Pro 10」のWi-Fiモデルが65,800円、LTEモデルが70,800円、「YOGA Tab 3 Plus」のWi-Fiモデルが42,800円、LTEモデルが47,800円(すべて税別)。
「YOGA Tab」シリーズは、本体の一辺に備えたグリップの形状を生かして、手に持って操作する「ホールドモード」、背面のキックスタンドを利用した「スタンドモード」、壁などに掛けて使う「ハングモード」、机の上などで操作しやすい「チルトモード」という4つモードで利用できるタブレット。
YOGA Tab 3 Pro 10
「YOGA Tab 3 Pro 10」は、10.1型ディスプレイ搭載のAndroidタブレット。本体にプロジェクタを内蔵し、画面を投影できる。新たに追加されたモデルは、既存モデルからスペックを強化。CPUがIntel Atom x5-Z8500からIntel Atom x5-Z8550へと変更され、メモリが4GB(LPDDR3)、ストレージが64GB eMMCとこれまでの倍となっている。
このほかの仕様は、グラフィックスがIntel HD Graphics 400(CPU内蔵)、ディスプレイはマルチタッチ対応の10.1型WQXGA(2,560×1,600ドット)IPS液晶で、ボールペンなどをスタイラスとして利用できる「AnyPen機能」に対応する。OSがAndroid 6.0。
通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.0、3G、LTEなど。カメラは前面が500万画素、背面が1,300万画素。このほかインタフェースはMicro USB×1、MicroSDスロット、マイク/イヤホン端子など。バッテリー容量は10200mAhで、駆動時間は最大約18時間。
LTE対応モデルでの対応バンドは、FDD LTEがBand 1/3/5/8/9/18/19/21/26/28、TDD LTEがBnad 41、W-CDMAが1/3/5/6/8/9/19。
本体サイズはW247×D179×H4.68mm、重量は約665g。IP51相当の防塵防滴機能を備える。
YOGA Tab 3 Plus
YOGA Tab 3 Plusは、2016年9月に海外で発表済みのモデル。2,560×1,600ドットの高解像度液晶に加えて、本体前面にDolby Atmos対応のJBL製スピーカー4基搭載するなど上位モデル相当のスペックを備える一方で、価格を抑えたコストパフォーマンス重視の仕様となっている。
また「Lenovo Media Cast」を利用することで、スマートフォンなどほかのデバイスの画面を「Yoga Tab 3 Plus」側に表示が可能で、動画や写真などを共有できるという。
主な仕様は、CPUがQualcomm Snapdragon 650(Wi-Fiモデル)/652(LTEモデル)、メモリは3GB。ストレージは32GB、グラフィックスがQualcomm Adreno 510(統合GPU)、ディスプレイは10.1型WQXGA(2,560×1,600ドット)IPS液晶、OSがAndroid 6.0。
通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.0、3G、LTEなど。カメラは前面が500万画素、背面が1,300万画素。インタフェースはUSB 2.0 Type-C×1、MicroSDスロット、マイク/イヤホン端子など。バッテリー容量は9,300mAhで、駆動時間は最大約18時間。
LTE対応モデルでの対応バンドは、FDD LTEがBand 1/3/5/8/19/21/26/28、TDD LTEがBnad 41。W-CDMAが1/3/5/6/8/19。
本体サイズはW247×D179×H4.68mm、重量は約637g。IP52相当の防滴機能を備える。