LINEは12月12日、「新年の挨拶風習」に関する調査の結果を発表した。調査は12月1日~2日、全国に住む15~59歳の男女3,595人を対象に「LINE Research Platform」を活用したスマートフォンリサーチで行われた。
年賀状かLINEで新年の挨拶を送る人にどのように送る予定か聞いたところ、「年賀状とLINEの併用」もしくは「LINEのみ」を利用する予定と回答した人は、全体で89%だった。特に10~20代は、「紙の年賀状だけを送る予定」が1割を下回り、20代男性においては約半数が新年の挨拶を「LINEだけで送る予定」と回答した。
LINEを多く送る予定の回答、紙の年賀状を多く送る予定の回答を年代別に比較したところ、10代の約6割、20代の約7割が「紙の年賀状よりもLINE」で新年の挨拶を送ると回答。LINEでの新年の挨拶が、若者世代で浸透していることがわかった。
年賀状・LINEともに、送る相手は全世代で友達が1位に。次いで家族や親戚が続く。そのほか、年賀状は「先生」「上司」が上位に、LINEは「恋人」「同僚」「知り合い程度の人」が上位に入り、使い分けされている傾向が読み取れた。
「新年の挨拶がLINEで送られてきたら、『マナー違反だ』と感じる相手」を調査したところ、全世代の平均で「マナー違反だと感じる相手はいない」が70%に。マナー違反と感じる上位は「取引先」(15%)、「部下」(12%)、「上司」(10%)、「後輩」(10%)となった。