阪急阪神ホールディングスグループの阪神電気鉄道と神戸電鉄は9日、大みそか深夜から元日早朝にかけての列車の運転について発表した。阪神電気鉄道は本線・阪神なんば線・神戸高速線で終夜運転を実施。神戸電鉄は12月31日深夜と1月1日早朝に計8本(上下各4本)の臨時列車を運転する。

阪神電気鉄道は梅田~高速神戸間などで大みそか終夜運転を実施

神戸電鉄は大みそか深夜・元日早朝に臨時列車を運転する

阪神電気鉄道・神戸電鉄ともに12月30日から1月3日まで土休日ダイヤで運転。阪神電車の大みそか終夜運転を行う区間は梅田~高速神戸間(本線・神戸高速線)、高速神戸~西代~須磨浦公園間(神戸高速線・山陽電鉄本線)、尼崎~大阪難波~近鉄奈良間(阪神なんば線・近鉄奈良線)とされている。15~30分間隔で普通を運転し、年越しイベントや初詣などに出かける利用者の利便性向上を図る。

神戸電鉄は12月31日の最終列車の後に臨時列車を上下各1本設定し、鈴蘭台駅24時16分発の上り新開地行、新開地駅24時53分発の下り鈴蘭台行を運転。1月1日早朝は臨時列車を上下各3本設定し、上りは3本とも新開地行で、鈴蘭台駅3時35分発・4時29分発、粟生線志染駅4時43分発(新開地行定期列車を延長運転)で運転される。下りは新開地駅3時57分発の上り岡場行と、この列車に接続する鈴蘭台駅4時12分発の粟生線志染行、新開地駅4時49分発の三田行(三田行定期列車を延長運転)が運転される。