『スター・ウォーズ』シリーズ最新作『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(12月16日公開)のレッドカーペットイベントが8日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われ、ヒロイン・ジン役のフェリシティ・ジョーンズ、反乱軍の情報将校キャシアン役のディエゴ・ルナ、ギャレス・エドワーズ監督が登壇。ダース・ベイダーとストームトルーパーも登場し、熱気に包まれた。
会場には、ジェダイの騎士やダース・ベイダー、ストームトルーパーなどに扮した熱狂的なファンなど、約2,000人の観客が集結。ライトセーバーを手に持つファンも多く、緑や赤など色とりどりの光が輝きを放った。そして、歓声が沸き起こる中、来日ゲスト3人はレッドカーペットを笑顔で歩き、サインや写真撮影にも応じてファンを喜ばせた。
ステージでは、女性戦士ジン率いる反乱軍の極秘チーム"ロ―グ・ワン"が、銀河全体を脅かす帝国軍の究極の兵器デス・スターの設計図を奪うというミッションに挑む姿を描く本作にちなんで、巨大なデス・スター、そして、ダース・ベイダーとストームトルーパーが出現。そこへ監督、フェリシティ、ディエゴも登壇した。
日本のファンの熱狂ぶりに、監督は「クレイジーですね!」と笑顔で呼びかけ、フェリシティは「ここから見る風景は最高です。今まで見た中で一番最高のライトセーバーに感じますし、みなさんのコスプレもすごく楽しんでいます!」と感激。ディエゴも「この旅はとても特別なものになっています」と日本の歓迎ぶりに充実感を示した。
監督は、本作で11年ぶりにスクリーンに登場するダース・ベイダーを演出したことについて「撮影で失敗したらフォースを使って殺されるんじゃないかと、ずっとおびえていました」とジョークを飛ばし、「でも今夜はジェダイがたくさんいるので、今日だったらダース・ベイダーに打ち勝てるかもしれない。ダース・ベイダーさん気をつけてね!」と共にステージに立つダース・ベイダーに向かって余裕のコメント。すぐに「怒ってますね。ごめんなさい、ごめんなさい!」と謝ると、会場から笑いが起こった。
監督はまた、「もう映画監督にはなれないんじゃないかと落ち込んだときには『スター・ウォーズ』を見ていた。そうすると、あきらめないで自分を信じればなんとかなるという気分になった」と打ち明けた上で、「ルーク・スカイウォーカーのようにかっこよくなりたいと思っていたけど、監督ができてよかった」と大満足の様子。さらに、「ダース・ベイダーは日本の兜を模しているし、『スター・ウォーズ』には日本の影響がたくさんある」と語り、「みなさんから取ったものを今、日本のみなさんにお返しするという気持ち。ぜひ楽しんで見てください!」と呼びかけた。