養命酒製造はこのほど、「インフルエンザ罹患経験者の胃腸冷えと免疫力」に関する調査結果を発表した。同調査は11月16日~22日、インフルエンにかかったことがある全国の20歳以上の男女1,000名を対象にインターネットで実施したもの。
かぜ・インフルエンザ対策について聞いたところ、十分に実施できている人の割合は、「手洗いやうがい」は25.6%、「マスクの着用」は14.4%、「予防接種」は17.1%だった。一方、実施が不十分な人の割合は「手洗いやうがい」は74.4%、「マスクの着用」は85.6%、「予防接種」は82.9%で、十分に対策できている人は少なかった。
かぜ・インフルエンザ予防策として、免疫力を高める生活習慣を十分に実施している人(58名)と実施が不十分な人(942名)に分け、最近1年間にかぜにかかった人の割合を比べた。すると、十分に実施している人は63.9%、実施が不十分な人は79.4%と、免疫力を高める生活習慣を十分に実施している人のほうが、かぜにかかりにくいことがわかった。
自身の免疫力の高さを100点満点で聞いたところ、「50~59点」(32.3%)や「70~79点」(35.8%)という回答が多く、平均は59.1点だった。男女別にみると、男性の平均点は60.4点、女性の平均点は57.9点となった。
この冬に免疫力アップのために必ずしたいことを聞いたところ、「栄養バランスのよい食事をとる」が41.3%で最も多かった。次いで「質のよい睡眠をとる」(34.8%)、「ストレスを溜(た)めない」(32.9%)、「適度に運動をする」(32.8%)と続いた。
この冬にインフルエンザにかからないために払ってもよい金額を尋ねると「0円」は23.2%、「1,000円~2,000円未満」は16.5%、「3,000円~5,000円未満」は23.4%、「5,000円~10,000円未満」は16.4%だった。平均金額(0円を除いて算出)は3,505円となっている。かぜをひかないために払ってもいい金額の平均額は2,777円だった。
インフルエンザにかかったとき、優しく看病してほしい芸能人を聞いたところ、男性の回答では、「新垣結衣さん」が最も多かった。次いで2位には「綾瀬はるかさん」、3位には「石原さとみさん」がランクイン。女性の1位は「ディーン・フジオカさん」、2位は「新垣結衣さん」、3位は「斎藤工さん」という結果になった。