Bluetoothの規格策定や利用認証などを行うBluetooth SIG(Bluetooth Special Interest Group)は7日(米国時間)、Bluetoothの最新仕様「Bluetooth 5」を正式に採択したと発表した。
Bluetooth 5では、IoT向け環境への対応に向け、通信距離の拡大、通信速度の向上や帯域幅の拡大、他の無線技術との相互運用性が向上している。
Bluetooth 4.2と比べ最大2倍の帯域幅を備え、通信速度も2倍に向上。通信距離は4倍となり、より高い接続性を備える。また、ブロードキャストメッセージ容量は最大8倍に増加した。ほか、2.4GHzと近接するLTEバンドの干渉を防止する機能も備える。
Bluetooth 5搭載デバイスは、今後2カ月から6カ月以内に提供される見込み。