千葉県出身のシンガーソングライター・ピコ太郎が7日、東京・虎ノ門ヒルズで行われた「Yahoo!検索大賞2016」表彰式にビデオメッセージを寄せ、自分の名前を検索してくれた人に向け「心の底からありが玉置成実」と感謝した。
世界的ヒットの楽曲「PPAP」が、今年の検索数急上昇で流行語部門賞を受賞したピコ太郎は「信じられません。まだ実感がないので、1回寝ます。それくらいうれしいです」と、夢のように思っている様子。この喜びを、78歳の新妻・タミーにいち早く伝えたいといい、「本当に苦労をかけてきました。来月、水道が止まるんです」と窮状を明かした。
ブレイクを果たした2016年だったが、1月からほとんどバイト続きだったそうで、「この間は文鎮の上の部分を作る仕事や、カニの甲羅に普通の味噌を入れてカニ味噌って売る仕事をしていました」と危険な橋を渡っていた様子。バイトは半年間で70万円のグロス契約だそうだが、最近は多忙で全然シフトに入れていないため、「グロス返せって言われそうです」と、幸せな悩みを語っていた。
普段検索するのは「ショートカット 瀬戸内寂聴」のほか、ボディビル大会で発せられる「太い! 切れてる!」という掛け声だそう。また、「PPAP」の動画を世界的にブレイクさせたきっかけとなったジャスティン・ビーバーに向かって「アナタノオカゲ。もう1回やってくんない? リツイート」と要望するなど、終始ふざけたことしか発言しなかった。