不動産・住宅情報サイト「HOME'S」を運営するネクストはこのほど、「住まいのリフォーム調査」の結果を発表した。調査期間は2016年11月8~9日、対象は過去5年以内に「リフォームを行った」と答えた人で、有効回答は482人。
リフォーム費用、100万円未満が4割強
リフォームにかかった費用は平均177万円。金額別にみると、「100万円~200万円未満」が25.7%と最も多く、以下、「50万円~100万円未満」が18.5%、「200万円~300万円未満」が11.6%、「500万円以上」が10.6%と続いた。なお、100万円未満までと答えた割合は合わせて4割強を占めた。
住まいのタイプ別(平均金額)では、「注文住宅」が最も高額で242万円。次いで「中古一戸建て」が218万円、「新築一戸建て」が184万円、「新築マンション」が137万円、「中古マンション」が128万円の順となり、マンションより一戸建てにリフォーム費用をかけていることが明らかになった。
リフォームを依頼した会社は、「工務店」が37.3%、「リフォーム会社」が26.1%、「ハウスメーカー」が21.8%で、上位3業態の合計は85.2%に達した。
依頼した当初と"話が違う"と思ったことを尋ねたところ(複数回答)、「費用が当初の見積もりよりも高くなった」が13.5%でトップ。以下、「工期(完成するまでの期間)が延びた」が12.4%、「施工が雑だった」が7.5%、「オプションでつけるといっていたサービスや設備がなかった」が7.3%と続いた。