日立マクセルは12月15日に、ポータブル蓄電池「Energy Station(エナジーステーション) M-PAC1000WH」を発売する。価格はオープン。

Energy Station M-PAC1000WH

防災意識の高まりとともに、家庭内やオフィス内における災害時の非常用電源として、蓄電池に注目が集まっている。今回のM-PAC1000WHは、大容量1,000Wh、最大出力700Wのポータブル蓄電池だ。例えば、スマートフォンなら約60台分の充電、ラジオなら10時間分、32V型の液晶テレビなら8.5時間分の電力を共有できる。燃料式発電機のような騒音と排気がないので、夜間や室内でも使える。

ACコンセント×3口を搭載。電源タップも使える

M-PAC1000WHからの給電による電器製品の動作時間(目安)

ACコンセント×3口を搭載しており、3台の機器に対する同時給電に対応。タップを使用すれば、さらに多くの機器に同時給電できる。充電状況や電池残量は、4段階のLED表示で確認する。

本体にはキャスターと収縮可能なハンドルを備え、スーツケースのように持ち運ぶことが可能だ。

出力電圧は、AC100V×3口(55Hz)で合計700W(最大)。充電時間は約8時間。本体サイズはW460×H450×D270mm、重量は約18kg。