Q.妊娠中、一番幸せだった出来事を教えてください

自分のお腹の中に新たな命を授かること……なかなか大変なことも多い妊娠生活だが、妊婦さんはさまざまな場面で妊娠の喜びや充実感を感じていることだろう。今回は、子どものいる既婚女性のマイナビニュース会員144名に「妊娠中、一番幸せだった出来事」について聞いてみた。

Q.妊娠中、一番幸せだった出来事を教えてください
・「胎動が感じられるようになると楽しかった」(33歳/大阪府/輸送用機器/事務・企画・経営関連/会社員・公務員・団体職員)
・「子どもがお腹を蹴って育ってる感じが幸せ」(37歳/大阪府/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「お腹の胎動を感じながら、家族みんなで、お腹の赤ちゃんに話しかけたりしているとき」(45歳/福島県/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「お腹を蹴ってくれたこと。ここにいるよって言ってくれてるみたいでうれしかった」(30歳/静岡県/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「お腹の内側から蹴った足の方が見えたとき。コミュニケーションの手段が見つかった気がした」(36歳/徳島県/教育/専門サービス関連/会社員・公務員・団体職員)
・「胎動を感じたとき。もう一人の命を授かっていると実感しました」(40歳/広島県/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「周りの人に、体を気遣う声をかけてもらったこと」(38歳/鳥取県/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「皆から祝福され、たくさんのプレゼントを頂いたこと」(31歳/埼玉県/物流・倉庫/事務・企画・経営関連/会社員・公務員・団体職員)
・「世の中の人が、優しい声をかけてくれた。ドアを開けるのを手伝ってくれた」(60歳/北海道/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「近所の子どもたちが、『生まれたら一緒に遊んであげるね』と声を掛けてくれたとき」(61歳/大阪府/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「妊娠中、変な物が食べたくなり、主人に頼み季節外れな果物を必死に探し購入してくれたことです」(74歳/大阪府/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「普段は家のことは何もしない夫が、家事を手伝ってくれたこと」(34歳/愛知県/農林・水産/その他・専業主婦等/会社員・公務員・団体職員)
・「夫がより優しくなった」(43歳/神奈川県/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「日々大きくなっていくお腹に成長を感じられたこと」(36歳/埼玉県/ソフトウェア・情報処理/IT関連技術職/会社員・公務員・団体職員)
・「検診に行った際に、どんどん子どもが大きくなっていったこと」(32歳/東京都/証券・投資銀行/事務・企画・経営関連/会社員・公務員・団体職員)
・「赤ちゃんの成長。そのことを夫と喜べたこと」(30歳/大阪府/ガラス・化学・石油/その他技術職/会社員・公務員・団体職員)
・「子どものことを、いろいろと考えること」(52歳/兵庫県/教育/専門サービス関連/会社員・公務員・団体職員)
・「産まれてくる子との、これからの生活のことを考えること」(39歳/大阪府/設計/建築・土木関連技術職/個人事業主・会社役員)
・「妊娠がはっきりとわかったとき。絶対的な『ひとりじゃない』状態に、なんだかもう世界のすべてが変わった気がした」(51歳/長崎県/その他/事務・企画・経営関連/会社員・公務員・団体職員)

■総評
マイナビニュースの既婚女性会員に対して「妊娠中、一番幸せだった出来事」を聞いたところ、1位は「胎動が感じられた/お腹を蹴った」で、32.6%を集めた。2位は「周囲の気遣いや祝福の言葉」で10.4%、3位「旦那さんが優しくしてくれた」で9.0%、4位は「赤ちゃんの成長」が6.9%、5位「子どものことをいろいろ考えているとき」で6.3%、6位「妊娠がわかったとき」は4.2%と続いた。また、「特にない」は6.9%、その他は23.6%だった。

「妊娠中、一番幸せだった出来事」の1位となったのは、全体の3分の1近くの票を集めた「胎動が感じられた/お腹を蹴った」となった。医師などから告げられた妊娠が、実際にお腹の中で赤ちゃんが動くのを感じることでより現実的なものとして受けとめられるようになる。その感激は、またひとしおだろう。

2位は「周囲の気遣いや祝福」では、家族や友人など周囲の人たちに祝福され、さまざまなサポートをしてもらえることに感激したとの声が寄せられた。

3位は「旦那さんが優しくしてくれた」で、一番身近にいてくれる夫が示すそれまでにない優しい言葉や、さり気ない気遣いなどに心打たれている様子がうかがえる。「毎日足のマッサージしてくれた」「夫に背中をさすってもらっているとき」「夫が段差に気を使ってくれた」など、その情景が目に浮かぶようなエピソードも多い。

4位は「赤ちゃんの成長」。これは、1位の「胎動が感じられた/お腹を蹴った」に近いが、コメントとしては「お腹の子どもが着実に大きくなっている」「エコーで動いているのを見たとき」など、赤ちゃんの成長を視覚的に確認できたというニュアンスとなる。

5位の「子どものことをいろいろ考えているとき」では、「どんな赤ちゃんか考えるとき」「子どもができることへの期待」など、未来のお母さんが、これから迎える子どもとの生活を夢見る様子が綴られている。「もうすぐ子どもに会えるというだけで毎日が幸せだった」というのは、まさに本音かもしれない。

「妊娠がわかったとき」は、6位にランクイン。「赤ちゃんを授かれたこと」それ自体が何より嬉しかったというコメントが多く寄せられた。特に「不妊治療を1年経て妊娠したので、この上ない幸せだった。今までの人生で一番うれしかった」のように、妊娠を待望していたカップルにとってはその瞬間の喜びは何ものにも代え難いものだろう。

その他の回答としては、「子どもが生まれた瞬間です」「家族が増えること」「臨月まで仕事をしていたので、仕事と妊婦の両立はとても幸せでした」「ぜんぶ幸せ。旅行も楽しかった」「たくさん食べても嫌味を言われなかった」「日中寝ていても怒られない」「逆子で心配したが、2週間続けた逆子体操で正常に戻ったこと」などが寄せられた。中には、「旦那が長期出張だったので楽チンだった」といったユニークなコメントもあった。

子どもを授かるというのは、それ自体が大きな喜びだが、それを実感として味わえる「胎動」や「お腹を蹴る」などに幸せを感じていることがわかるアンケート結果となった。また、夫をはじめとする周囲の理解や気遣いもまた、妊婦にとって大きな支えとなっている様子もうかがえる。体調のみならず、精神的にも何かと不安定になりがちな妊娠中も周囲のさり気ないサポートで、いっそう乗り越えやすくなるのではないだろうか。

調査時期: 2016年7月1日~2016年7月7日
調査対象: マイナビニュース会員(既婚女性限定)
調査数: 144人
調査方法: インターネットログイン式アンケート

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