若手漫才師の王座決定戦『M-1グランプリ2016』決勝戦が4日、東京・六本木のテレビ朝日で行われ、銀シャリが優勝を決めた。
今年は、結成15年以内のプロ・アマ3503組がエントリーし、決勝戦はアキナをトップに、カミナリ、相席スタート、銀シャリ、スリムクラブ、ハライチ、スーパーマラドーナ、さらば青春の光、そして敗者復活戦から勝ち上がった和牛が熱戦を繰り広げた。
ファーストラウンドは、同点のコンビが続出し、1位から9位までが34点差という接戦となったが、視聴者の三連単予想通りとなる、1位銀シャリ、2位敗者復活(和牛)、3位スーパーマラドーナという結果に。
この3組による最終決戦は、スーパーマラドーナ、和牛、銀シャリの順番でネタを披露。それぞれが持ち味を生かしたネタを見せ、審査員のオール巨人、中川家・礼二、博多大吉、松本人志、上沼恵美子が頭を抱えてしまうほどの困難なジャッジとなったが、最終結果は銀シャリが優勝し、賞金1,000万円を勝ち取った。
優勝した銀シャリは、2005年結成。同年のM-1グランプリに初出場で2回戦に進出し、2010年から3大会連続で決勝進出。昨年はトレンディエンジェルに敗れ、惜しくも2位となっていた。
『M-1グランプリ2016』決勝戦・結果
●ファーストラウンド
アキナ:オール巨人92点+中川家・礼二89点+博多大吉89点+松本人志87点+上沼恵美子89点=計446点
カミナリ:オール巨人91点+中川家・礼二90点+博多大吉90点+松本人志89点+上沼恵美子81点=計441点
相席スタート:オール巨人87点+中川家・礼二88点+博多大吉87点+松本人志84点+上沼恵美子90点=計436点
銀シャリ:オール巨人96点+中川家・礼二91点+博多大吉93点+松本人志95点+上沼恵美子95点=計470点…◎
スリムクラブ:オール巨人85点+中川家・礼二89点+博多大吉88点+松本人志90点+上沼恵美子89点=計441点
ハライチ:オール巨人91点+中川家・礼二88点+博多大吉89点+松本人志85点+上沼恵美子93点=計446点
スーパーマラドーナ:オール巨人90点+中川家・礼二95点+博多大吉92点+松本人志89点+上沼恵美子93点=計459点…◎
さらば青春の光:オール巨人87点+中川家・礼二90点+博多大吉90点+松本人志90点+上沼恵美子91点=計448点
和牛(敗者復活):オール巨人95点+中川家・礼二95点+博多大吉91点+松本人志93点+上沼恵美子95点=計469点…◎
◎…最終決戦進出者
●最終決戦
スーパーマラドーナ:1票(中川家・礼二)
和牛:1票(松本人志)
銀シャリ:3票(オール巨人、博多大吉、上沼恵美子)