デジタル文具「Bamboo スマートパッド」を展開するワコムはこのほど、多くの女性が行っている「画像加工」に注目し、その実態調査結果をまとめたインフォグラフィック『約80%がスマホ写真を加工! 10~20代女子を徹底調査!!』を公開した。同調査は、スマートフォンで利用できるカメラアプリが日々進化を続けたことで、今では誰でも簡単に画像加工ができる時代になったことを受け、10~20代の女性223名を対象として実際に画像加工機能はどのくらい利用されているのかを調べたもの。
まず、「スマホで撮った写真を加工したことはありますか?」と質問したところ、「加工したことがある」と答えた女性は77.1%に昇った。この結果により、若い女性にとって写真加工は、今や当たり前のことになっていると言えそうだとしている。
次に、「どんな加工をしますか?」と質問したところ、最も多かった回答は「フィルター」の83.7%であった。また「手書き文字などの落書き」も5割を超える65.2%となり、加工にもオリジナリティを発揮したいという女性の多さが伺えたと考察している。
今回の調査で、人気の画像加工アプリNo.1に選ばれたのは「PicsArt」であった。同アプリは、手書き文字も書き込める無料画像編集アプリで、SNSとも連動しているので加工した画像をすぐに共有することが可能だ。世界で3億人以上にインストールされており、日本でもその人気ぶりを見せつける結果となった。
「PicsArt」以外にも、最近ではSNSと連動している写真加工アプリが増えており、加工した写真のその後についての調査では、「Twitterに投稿する」が40.7%、「Instagramに投稿する」が27.3%となり、画像加工とSNSの親和性の高さが伺える結果となっている。
文字の手書きや落書きをする際には、3人に1人が「スタイラスペン」を使用していることも明らかになった。スタイラスペン利用者を対象とした調査では、6割が「ペン先が太いと細かい文字を書きづらい」と答えており、細いペン先のスタイラスペンを支持者が過半数となっている。小さな画面に指で何かを書くのは決して快適とは言えず、細かい文字やイラストを描く際にはスタイラスペンは非常に便利だ。