ユーキャンと自由国民社は12月1日、「『現代用語の基礎知識』選 2016ユーキャン新語・流行語大賞」のトップテンおよび大賞を発表した。

年間大賞には、「神ってる」が輝いた。「神がかっている」の省略表現で、今年プロ野球で2試合連続サヨナラホームランを放った広島東洋カープの鈴木誠也外野手を緒方孝市監督がそう評したことで話題になった。

広島東洋カープが25年ぶりにセ・リーグ優勝を飾り、注目を集めた2016年。関西大学の宮本勝浩名誉教授が試算した優勝の経済効果は、地元・広島県で約331億4,916万円だった。

トップテンには「聖地巡礼」「トランプ現象」「ゲス不倫」「マイナス金利」「盛り土」「保育園落ちた日本死ね」「ポケモンGO」「(僕の)アモーレ」「PPAP」、選考委員特別賞として「復興城主」が選出された。

この賞は、1年の間に発生したさまざまな「ことば」のなかで、広く大衆をにぎわせた新語・流行語を選ぶとともに、その「ことば」に深くかかわった人物・団体を毎年顕彰するもの。

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