日産自動車は30日、商用車「AD / ADエキスパート」を10年ぶりにマイナーチェンジするとともに、新世代商用バンのNVシリーズとして車名を「NV150 AD」に一新し、12月26日に発売すると発表した。
「AD / ADエキスパート」は、クラストップレベルの積載性や快適な乗り心地などにより、あらゆるビジネスシーンにおける使い勝手の良さが好評という商用車。今回の一部改良では、歩行者検知可能な「エマージェンシーブレーキ」や「LDW」(車線逸脱防止警報)、「VDC」(ビークルダイナミクスコントロール)といった先進安全装備を主要グレードに標準装備し、高い安全性を実現した。
あわせてバンパーおよびグリルデザインを刷新し、日産ブランドのデザインシグネチャーであるVモーショングリルを採用することにより、商用車でありながらスタイリッシュなフロントデザインを実現。インテリアはインストアッパーボックスの容量拡大や大容量グローブボックスの採用で収納力を大幅に向上させ、センターコンソールに500ml紙パックに対応したカップホルダーを設定するなど、ビジネスシーンでの使い勝手を向上させた。「NV150 AD」の価格は155万3,040~193万5,360円(税込)。