大阪市交通局は30日、市営地下鉄・ニュートラムで大みそかの終夜運転を実施すると発表した。12月31日の通常運転終了後から1月1日初発まで、市営地下鉄はおおむね30分間隔、ニュートラム(南港ポートタウン線)はおおむね15分間隔で終夜運転を行う。

大阪市営地下鉄全線とニュートラム(南港ポートタウン線)で大みそかの終夜運転を実施。沿線でのイベント開催にともない、ニュートラムと地下鉄中央線は増発運転を行う場合があるという

年末年始の12月30日から1月3日まで、市営地下鉄・ニュートラムは土曜・休日ダイヤ、市バスは休日ダイヤで運行。大みそかの終夜運転では、ニュートラム(南港ポートタウン線)が0時30分頃から2時30分頃にかけて10分間隔、その他の時間帯もおおむね15分間隔で運行され、市営地下鉄も全線(御堂筋線・谷町線・中央線・四つ橋線・千日前線・堺筋線・長堀鶴見緑地線・今里筋線)おおむね30分間隔で終夜運転を行う。御堂筋線中津~天王寺間は0時30分頃から2時30分頃まで15分間隔での運行となる。

御堂筋線と北大阪急行線(千里中央~江坂間)、中央線と近鉄けいはんな線(長田~学研奈良登美ヶ丘間)、堺筋線と阪急千里線(北千里~天神橋筋六丁目間)の相互直通運転は大みそか深夜の終夜運転でも実施。ニュートラム(南港ポートタウン線)と地下鉄中央線については、沿線で開催されるイベントなどにより、増発運転を行う場合があるとのこと。

なお、終夜運転中は一部の改札・出入口が閉鎖されるため、ポスターなどで利用可能な出入口の案内を行う。年末年始の土曜・休日ダイヤ、大みそかの外出に便利な終夜運転の実施にあたり、大阪市交通局は「年越しイベントや初詣など、年末年始のお出かけには、ぜひ便利でお得な市営交通をご利用ください」と発表している。