ベンキュージャパンは11月30日、デジタルサイネージディスプレイの新モデルとして、43型で4K(3,840×2,160ドット)解像度の「ST430K」を発表した。12月中旬から発売し、価格はオープン。
43型ながら、本体重量が約9.5kgという軽量化を実現。ベゼル幅が約12mm(下部を除く)と狭く、スリムかつシンプルなデザインとなっている。横置きでも縦置きでも利用可能だ。主な用途として、企業の会議室や受け付け、ショールームなどにおける、プレゼンテーション、インフォメーション表示、製品の展示や説明、演出、さらに飲食店のメニュー表示といった導入を想定している。
専用のコンテンツ作成アプリケーション「X-Sign Designer」を提供。100以上のコンテンツテンプレートを備え、再生アプリケーション「X-Sign Player」も搭載する。X-Sign PlayerをUSBメモリに保存し、ST430KのUSBポートに装着することで、PCレスで多彩な表示が可能だ。また、1台のPCを使って複数のST430Kをコントロールすることもできる。
主な仕様は、液晶パネルがIPS方式、輝度が380カンデラ/平方メートル、コントラスト比が1,200:1、応答速度(GTG)が8ms、視野角が上下左右とも178度。映像入力インタフェースは、HDMI 1.4×3(MHL×1を含む)、D-Sub、コンポーネントビデオ。USB端子は、USB 3.0×1、USB 2.0×3だ。そのほか、有線LANと8W+8Wスピーカー、出力端子としてコンポジットビデオとライン音声、同軸光音声を備える。本体サイズはW970×D74×H564mm、重量は約9.5kg。