フィッシング対策協議会は11月30日、スマホアプリ「LINE」を詐称するフィッシングメールが出回っていることに関して、注意を呼びかけた。

受信したフィッシングメールに書かれたURLにアクセスすると、情報を盗み取るフィッシングサイトへ誘導される。このフィッシングサイトは、2016年11月30日午前9時30分の時点で稼働中とのこと。フィッシング対策協議会は、JPCERT/CCに対してサイト閉鎖のための調査を依頼中としている。

LINEをかたるフィッシングメールとフィッシングサイトの一例(フィッシング対策協議会のWebサイトから)

LINEはたくさんの利用者がいるため、フィッシングメールを目にするユーザーも多いはず。フィッシングメールには、不安をあおってフィッシングサイトへ誘導するような文章が書かれているが、まずは疑ってかかる習慣を身に付けてほしい。また、今回のLINE詐称に限らず、メジャーなアプリやサービスをかたるフィッシングメールとフィッシングサイトは、出ては消えを繰り返す。常日頃から警戒を怠ってはいけない。