Q.妊娠中、買っておいてよかったものを教えてください

妊娠中や出産後は、妊娠前とは生活環境が大きく変化し、日常生活も大きく異なったものとなる。そんな中、「妊娠中に用意しておいてよかった」と思うアイテムもいろいろ存在するかもしれない。今回は、子どものいる既婚女性のマイナビニュース会員144名に「妊娠中、買っておいてよかったもの」について聞いてみた。

Q.妊娠中、買っておいてよかったものを教えてください。また、どんなことに役立ったのかを教えてください
・「抱き枕: お腹が大きくなると横向きで寝るのが辛く、抱き枕を挟んで寝ると楽でした」(35歳/長崎県/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「授乳クッション: 妊娠中は、腰の痛みを和らげるのに使い、出産後は授乳用に使えた」(47歳/千葉県/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「ゴルフボール: 陣痛のがしです」(40歳/東京都/通信関連/事務・企画・経営関連/会社員・公務員・団体職員)
・「妊娠ベルト: 腰とお腹の保護にもなるし、冬は温められるし、安心できる感じがしたので買ってよかった」(37歳/大阪府/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「足に挟む抱き枕のようなクッション: 寝るときに楽だった」(38歳/埼玉県/金融総合グループ/公共サービス関連/会社員・公務員・団体職員)
・「じゃがいも: 悪阻が酷くてなにも食べれなかった時に唯一じゃがいもをふかして、生姜醤油をつけたものを食べた」(67歳/兵庫県/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「ラズベリーリーフティー: 飲めば安産になると信じて精神的に気持ちが楽になった。産後も飲んでリラックスできた」(29歳/富山県/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連/会社員・公務員・団体職員)
・「簡単にできるごはん: なかなか買い物にも行けないので、おなかが空いたり家族のご飯が作れないときに助かった」(36歳/徳島県/教育/専門サービス関連/会社員・公務員・団体職員)
・「レトルトカレー: 味が濃いものが欲しくなるのでレトルトカレーをストックしておいた。とても役に立ちました」(42歳/岐阜県/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「葉酸: 飲んでいることで何故か安心して気持ちが落ち着きました」(31歳/埼玉県/物流・倉庫/事務・企画・経営関連/会社員・公務員・団体職員)
・「妊婦用ズボン:妊婦用がかわいいのがなく、ユニクロのLLサイズの服で対応しました」(44歳/千葉県/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「下着: 母が他界していて、義母に面倒をみてもうので自分の下着を買っておいて正解だった。出産後かなり下着の汚れは気になったいたので、洗濯を気軽に出せなかったから」(59歳/東京都/その他/その他・専業主婦等/フリーター)
・「むくみ防止ソックス: よくむくんでいたので」(32歳/群馬県/ソフトウェア・情報処理/その他・専業主婦等/会社員・公務員・団体職員)
・「前開きのワンピース: 産後、お腹がすぐへこまないので今までの服が着れなかったのと、授乳しやすかったから」(38歳/佐賀県/海運・鉄道・空輸・陸運/技能工・運輸・設備関連/会社員・公務員・団体職員)
・「クラシックCD: お腹の中の赤ちゃんに向けて聞かせてました」(32歳/東京都/官公庁/公共サービス関連/会社員・公務員・団体職員)
・「妊娠、出産の本: 体調の変化で気になることを調べることができて不安を解消できた」(54歳/大阪府/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「DVD: 軽い運動をするとき、よく見てました」(52歳/山形県/フードビジネス/営業関連/会社員・公務員・団体職員)
・「白い産着: 男女の判別ができなかったので白色にしたことです」(74歳/大阪府/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「子どもの洋服など下着類: 生まれてからすぐに使った」(21歳/滋賀県/官公庁/その他・専業主婦等/会社員・公務員・団体職員)
・「紙おむつ: あまり買い物に行けなくなるので、紙おむつなどは良かったですね」(41歳/青森県/教育/公共サービス関連/会社員・公務員・団体職員)

■総評
マイナビニュースの既婚女性会員に対して「妊娠中、買っておいてよかったもの」を聞いたところ、1位は「ベルトやクッションなど、妊婦用のグッズ」で、21.5%を集めた。2位は「食料品やドリンク類、サプリメントなど」で12.5%、3位「ゆりかごやベッド、ベビーカー、おもちゃなど」で9.0%、4位は「マタニティウエアなどの衣類」が8.3%、5位は「書籍やCD、DVDなど」で5.6%と続いた。以下、6位「産着など、新生児用の衣類」は4.9%、7位「おむつ」は3.5%だった。また、「特にない」は、21.5%、その他は13.2%だった。

「妊娠中、買っておいてよかったもの」で、もっとも票を集めたのは、「ベルトやクッションなど、妊婦用のグッズ」となった。「円座ぶとん」や「骨盤ベルト」「抱き枕」「授乳クッション」など、しんどくなりがちな妊娠中あるいは出産後を少しでも快適に過ごすためのアイテムを準備している様子がうかがえる。また、「テニスボール」や「ゴルフボール」を利用して、腰の痛みを軽減するなどの工夫をしている人もいた。

2位は「食料品やドリンク類、サプリメントなど」で、食欲がないときでも食べやすい「ゼリー」や「ヨーグルト」、料理が辛いときのための「レトルト食品」、つわり対策の「炭酸水」、心を落ち着かせるための「カフェインレスコーヒー」や「ラズベリーリーフティー」など、さまざまな食品があがっている。また、健康を考えた「オーガニック食品」や体調管理のための各種サプリメントなども目立った。

3位には、「ゆりかごやベッド、ベビーカー、おもちゃなど」がランクイン。事前に準備しておいてよかった、という評価とともに、赤ちゃんを迎える前にこれらのアイテムを用意すると、気持ちも盛り上がるという効果もあるのかもしれない。また、「真冬に産まれたのでおむつを変えるとき、お尻ふきでお尻を拭くのが冷たくて可哀想と思い、お尻ふきをあらかじめ温めておいてくれるケースを買った」や「赤ちゃんを乗せて食事をさせたり、ぐずったり眠そうなときにスウィングさせられるテーブルのついた椅子」「布おむつの上にのせるネット。うんちがさっと洗い流せた」など、今後出産を控えている人にとっても参考になりそうなコメントもあった。

4位「マタニティウエアなどの衣類」では、「ゆったりした衣服」「むくみ防止ソックス」「妊娠パンツ」「コットン100%の下着」「授乳対応の洋服」など、体型や体調が変化する妊娠中や出産後の体にフィットする衣類を用意。中には、ユニクロのLLサイズを利用した、という意見もあった。

5位「書籍やCD、DVDなど」は、妊娠や出産関係の本や名付け本、胎教のための音楽CDや産後のエクササイズのためのDVDなどがあがっている。中には、「時短レシピの本: 子どもが生まれたら時間がないので、すぐに料理を作れるようにするため」という、ユニークな回答もあった。

6位は「新生児用の衣類」。赤ちゃんのためのベビー服を選ぶのは、事前の準備と言う意味合い以上に、大きな楽しみかもしれない。7位には定番中の定番、「おむつ」がランクインした。

その他の回答としては、「母乳の冷凍用パック: 出産後、どうしても仕事で出かけなければならないときにとても役立った」「妊娠線予防クリーム: 名前の通り、妊娠線を予防するのはもちろん、乾燥対策もできた」「ペットボトルのふたを外してストローをつけられる100円ショップのもの」「リュック: お腹が大きくなってからや、子どもが生まれてから両手が空くので便利」「電子ピアノ: 音感が早く身についた」「ガーゼを買って3枚重ねにして、赤ちゃん用のハンカチを作りました」「車: 子供が小さいと病院通いが多くなり、ペーパードライバーだったけれど妊婦の間に車を買って乗れるようにした」などが寄せられている。

二人目や三人目の出産であれば気持ちの余裕もあるだろうが、初めての出産の場合には、なにかとあたふたとしがち。妊娠中や出産後に必要なグッズやアイテムなど、あとから「ああ、アレがあればよかった」と思うこともあるかもしれない。母親や身近な出産経験者などの意見を参考にしつつ事前の準備をしっかりと行い、快適な妊娠生活を送れるようにしたいものだ。

調査時期: 2016年7月1日~2016年7月7日
調査対象: マイナビニュース会員(既婚女性限定)
調査数: 144人
調査方法: インターネットログイン式アンケート

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