日清食品は11月21日、「カップヌードル 香辣海鮮味(スパイシーシーフード味) ビッグ」(税別205円)を全国で発売。同商品はカップヌードル45周年記念企画として、2016年5月に実施された「世界のカップヌードル総選挙」で世界中のカップヌードルの中から選ばれたものだ。実際に筆者もこの総選挙の商品を実食したが、どれもレベルの高い商品ばかりだった。選ばれたその味とは、一体どのようなものなのか。実際に食べてみた。

「カップヌードル 香辣海鮮味(スパイシーシーフード味) ビッグ」(税別205円)

同商品は、海鮮と豚肉の深いうま味にキムチの風味を加えた辛口スープが特徴。せっかくなので、日本の味とどう違うのか「カップヌードル シーフードヌードル」と食べ比べてみよう。

日本のシーフードと食べ比べてみた

ますは「カップヌードル 香辣海鮮味 ビッグ」に湯を入れて作ってみる。3分待ってふたを開けると、魚介系の香りがほんのりと漂ってきた。かやくは、味付卵とキャベツ、イカ、コーン、ネギ、レッドベルペパーの6種類が入っている。

具材には味付卵とキャベツ、イカ、コーン、ネギ、レッドベルペパーの6種類が入っている

湯を入れて待つ事3分

魚介の香りがほんのりとしてきた

麺をすすると、予想以上に香辛料がきいており、思わずむせてしまった。意外と辛い。ゆっくりと麺を運ぶと、今度はじわじわとした辛味が舌を襲ってくる。しかし、後味にほんのりと海鮮のうま味を感じられた。キムチの風味も同時に堪能できるので、海鮮チゲ鍋に近い味わいだ。

香辛料が予想以上にきいており、意外と辛い

海鮮チゲ鍋に近い味わいだ

日本の「カップヌードル シーフードヌードル」と比較

「カップヌードル シーフードヌードル」と食べ比べてみると、シーフードヌードルはイカとカニ風味カマボコが入った優しいちゃんぽん麺のような味わいなのに対し、スパイシーシーフードの方が魚介の荒々しさを感じられる気がする。

左が「カップヌードル 香辣海鮮味 ビッグ」で、右が「カップヌードル シーフードヌードル」

優しいちゃんぽん麺のような味わい

魚介とポークエキスのバランスがよい馴染みの味だ

日本と香港のカップヌードルを食べ比べてみたが、香港の商品は魚介の荒々しさが強い。スパイシーさも加わり、力強い味わいだ。個人的には残ったスープにご飯と溶き卵を入れて雑炊にしてみてもいいと思えた。辛いものが好きな方はぜひ一度お試しを。