春奈るな

数多くのアニメ作品でテーマソングなどを担当するアニソンアーティスト・春奈るなの最新シングル「Windia」のタイトルを冠したワンマンライブ「春奈るな LIVE 2016 "Windia"」の大阪公演が、2016年11月27日(日)に大阪・心斎橋THE LIVE HOUSE somaで行われ、福岡・東京・大阪の全3公演のツアーが幕を閉じた。

今回のツアー1曲目は、小悪魔系のセクシーな歌詞と妖しく激しいギターサウンドでライブでは鉄板の人気を誇る「狂想リフレイン」でスタート。「アイヲウタエ」「Dynamic Dreamers」と立て続けにアップテンポのロックナンバーで客席をヒートアップさせた後、ライブ初披露となるシングルのカップリング曲や2ndアルバム「Candy Lips」収録のキュートポップ系の楽曲を披露する。

中盤では、ツアー前に本人のツイッターアカウントで集めた「ライブで聴きたい曲アンケート」の結果をもとに選曲した日替わり曲を歌唱しオーディエンスを沸かせ、ミドルバラードでは持ち前の歌唱力でしっとりと聴かせる場面も。

後半に入ると、今回のニューシングル「Windia」が「ソードアート・オンライン」シリーズの新作ゲームの主題歌になっていることから、自身のレパートリーの中でSAOにまつわる代表曲「Startear」「Overfly」などを一気に披露するコーナーを展開。今回初めて導入された、風船のような白い球体に映像を映し出す演出と共に、音楽とSAOの世界観が一体となった空間を創出した。

終盤はダンサーも交え、「Ripple Effect」から始まりアッパーポップチューンのオンパレード。そして人気曲「君色シグナル」で本編を締めくくった。

アンコールでは微笑ましいMCでオフィシャルグッズの告知なども交えつつ、支えてくれているファンへの感謝の言葉を口にし「君がくれた世界」を歌い上げ、本編18曲、アンコール2曲の全20曲、約2時間のステージを締めくくった。

今回はライブハウス中心のツアーでありながら、全6バージョンの衣装を披露。「Windia」のメイン衣装のほか、銀のスパンコールドレス、ファンタジックな純白のセットアップのバリエーション2タイプ、鮮やかなブルーのノースリーブ、各公演のご当地Tシャツのリメイクとショートパンツの組み合わせなど、数々のスタイリングで歌だけでなく目でも観衆を存分に魅了した春奈るな。来月12月21日(水)には毎年恒例となったクリスマススペシャルライブも決定しており、こちらはバンド編成で行うことがすでに発表されているほか、コスプレ的な(?)サプライズ演出も匂わせており、どんなライブになるのか今から注目しておきたい。

福岡

東京

大阪

春奈るな LIVE 2016 "Windia" セットリスト

M-01. 狂想リフレイン
M-02. アイヲウタエ
M-03. Dynamic Dreamers
M-04. YuRaYuRa
M-05. 恋の期限は3年、愛の期限は何年?
M-06. 乙女の願い事
M-07. ネバーランド
M-08. TRUE STORY (福岡) / 深夜羽化のラプソディア (東京) / LOVE TEARS (大阪)
M-09. 星空とラブストーリー
M-10. サイレントカラーズ
M-11. Windia
M-12. Startear
M-13. 夜の虹を越えて
M-14. Overfly
M-15. Ripple Effect
M-16. ラムネセカイ
M-17. 恋の戦士
M-18. 君色シグナル
【アンコール】
EN-01. Sweet Fantasy
EN-02. 君がくれた世界