メディプラス研究所が運営するオフラボは11月21日、「ココロの体力測定」の結果を発表した。同調査は東邦大学名誉教授・脳生理学者 有田秀穂氏の監修のもと、全国の20~69歳の女性約7万人を対象に実施したもの。

"高ストレス者"の有給取得日数は「0日以下」

「ストレス」と「有給休暇」について有職者の女性を対象に分析したところ、"高ストレス者"(厚生労働省の「ストレスチェック」調査項目で77点以上)の有休取得日数で最も多かったのが「0日以下」で45.6%、次が「1~5日」で32.0%、「6日以上」が22.3%となった。

一方、"低ストレス者"の有給取得日数は「1~5日」が35.0%と最も多く、次いで「0日以下」の34.5%、「6日以上」は30.6%となった。

「高ストレス者の有給の過ごし方」を聞いたところ、1位が「とにかくゆっくりする」、2位が「寝て終わる」、3位が「家事で終わる」、4位が「部屋の掃除」、5位が「買い物/ウインドーショッピング/映画鑑賞など」と続く。

高ストレス者の有給の過ごし方TOP10

「低ストレス者の有給の過ごし方」の1位も「とにかくゆっくりする」だったが、2位は「買い物/ウインドーショッピング/映画鑑賞など」、3位が「友人と外出(食事、買い物、イベントなど)、4位が「友人と旅行」、5位が「趣味(スポーツ、ジム、ヨガなど)」と続いた。

高ストレス者は「寝て終わる」「家事」「病気・けがの治療」「免許の更新」「ネットサーフィン」「ゲーム」といった回答と比べ、低ストレス者は、ジムやヨガといったヘルシーな「趣味」、友人や異性との「外出」「旅行」、「帰省」「親孝行」など行動的で、他者との触れ合いが目立つ結果となった。

調査は、2016年2月26日~29日、インターネットで行われた。