大鵬薬品工業はこのほど、「30~50代男性の飲み会事情」に関する意識・実態調査の結果を発表した。同調査は8月5日~8日、30~50代の有職子持ち男性500名を対象にインターネットで実施したもの。
2015年末から年明けにかけて「忘・新年会」へ参加したか尋ねたところ、職場・プライベート合わせて、87%が「参加した」と回答した。3回以上「忘・新年会」に参加した人は41%だった。職場や親戚間、友人間など、複数回にわたって参加する人も少なくないことがわかった。
20代のときと比較し、「現在の方がお酒に弱くなった」と感じるか聞いたところ、64%が「はい」と回答した。さらに、68%が「現在の方が飲み会の次の日を気にして飲む」と答えている。
具体的にお酒が弱くなったと感じるエピソードを聞くと、「30代になってから、同じ量のお酒を飲んでもすぐに酔ってしまうようになった」(39歳)、「少し深酒をしたかな?というレベルで、翌日起きるのがきつくなってきた」(57歳)などで、20代のときよりもお酒に弱くなり、二日酔いなどの体への影響を気にしていることわかった。
肝臓を休ませる「休肝日」を設けたことがあるか尋ねると、64%が「ある」と回答した。現在も「休肝日」を続けている人は47%と半数を占めている。
休肝日中に完全に「お酒を断つ」ことができているのか尋ねたところ、49%が「誘惑に負けて飲んでしまったことがある」と回答した。
休肝日中に飲みに誘われたら断れない相手はだれか聞くと、最も多い回答は「上司」(45%)、2位は「取引先」(38%)、3位は「同僚」(29%)だった。
「休肝日」以外に行っている「肝臓のケア」を聞くと、59%が「『休肝日』以外の肝臓ケアは特になし」と答えた。今後もお酒を楽しむために、「休肝日」を設けるだけでなく、肝臓をいたわる食事をとったり肝臓を温めるなど「肝臓を護り、いたわること」=「肝護すること」が必要か尋ねたところ、81%が「はい」と回答した。