乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央が、イギリスの公共放送BBCが選ぶ今年の「女性100人」に選ばれた。
「女性100人」はBBCが毎年、社会に影響を与えた女性を選んでいるもの。麻央は、ブログを通じて闘病について赤裸々につづり、多くの人の心を動かしたとして選出された。
BBCに寄稿した文書で、麻央は「私は、闘病をBlogで公表し、自ら、日向に出る決心をしました。すると、たくさんの方が共感し、私のために祈ってくれました。私が怖れていた世界は、優しさと愛に溢れていました」とブログへの思いを告白。また、「与えられた時間を、病気の色だけに支配されることは、やめました。なりたい自分になる。人生をより色どり豊かなものにするために。だって、人生は一度きりだから」などと打ち明けている。
麻央は、23日のブログで「今日、BBCからお声がけ頂き、寄稿した記事がサイトに更新されました」と報告。「人間なので、いつでもこんな気持ちでいられるわけではありませんが、私なりの葛藤の先にたどり着いた思いです」と伝え、「皆さんに背中を押して頂きました。本当にありがとうございます」と感謝した。