LCCのバニラエアは11月22日、成田/関西=函館線ならびに成田=関西線の国内線3路線を新設することを発表。函館線は国内LCC初の就航となり、成田=函館線は初めて展開される路線となる。
成田と関西の両空港から就航することにより、国内の乗客のみならず、バニラエアが国際線を運航する台湾や香港、ベトナムなど海外の乗客も気軽に函館を訪れることができるようになる。
就航日は、成田=函館線が2017年2月19日、関西=函館線は2017年3月18日で、それぞれ1日1便(週7便)で運航を開始する。なお今回の開設を受け、同社は国内LCCとして唯一、現在1日7便(年末年始は最大8便)を運航する新千歳と函館の道内2都市へ就航することとなる。運賃は、成田=函館線が4,990円から、関西=函館線が5,890円から。航空券の発売は12月8日14:00からとなる。
また成田=関西線は、函館線より1日早い2017年2月18日に就航。成田発/関西発とも、午前中と夜という利用しやすい時間帯で1日2便(週14便)を運航する。運賃は3,650円から。航空券の発売は12月8日14:00からとなる。
代表取締役社長の五島勝也氏は、「バニラエアにとって、国内線の新規開設は2014年7月の成田=奄美大島線以来、約2年7カ月ぶり。本邦LCCとして初めて就航する函館は、世界に誇る美しい夜景や新鮮な海の幸、温泉、異国情緒溢れるロマンティックな街並みなど豊かな観光資源に恵まれ、国内外から年間約500万人の観光客が訪れる北海道屈指の観光都市です。また、東京と大阪はそれぞれ話題のテーマパークを有する、言わずと知れた人気の観光地です。 成田=関西線も合わせて、みなさまのレジャーの味方としてご利用ください」とコメントしている。
函館への就航で同社の就航地は、国内6都市、海外5都市の計11都市となる(国内は新千歳、成田、関西、奄美大島、那覇。国際は台湾(台北・高雄)、香港、ベトナム(ホーチミン)、12月25日就航のフィリピン(セブ))。