アイ・オー・データ機器は22日、先日発表した新ブランド「PLANT」から、IEEE802.11acに対応する無線LAN親機「WNPR1167G」と子機「WNPR1167M」を発表した。12月中旬から発売する。価格はオープン、店頭予想価格(税別)はWNPR1167Gが6,980円、WNPR1167Mが3,980円。
WNPR1167G
「WNPR1167G」は、5GHz帯のIEEE802.11ac/a/nと、2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/nに対応するコンパクトな無線LANルータ。IEEE802.11ac時で最大867Mbps(理論値)、IEEE802.11n時で最大300Mbps(理論値)の高速通信が行える。アンテナは送信×2本と受信×2本を内蔵。
MU-MIMOによる同時通信に対応し、複数の子機を接続しても安定した通信が可能。特定の子機に向かって電波を放出する「ビームフォーミング技術」も搭載する。なお、MI-MIMOとビームフォーミングを有効にするには、子機側の対応も必要。
インタフェースはGigabit Ethernet対応有線LAN×3とWAN×1、無線LANセキュリティはWPA2-PSK(TKIP / AES)、WPA-PSK(TKIP / AES)、WEP(64 / 128bit)、MACアドレスフィルタリング(最大64エントリ)など。推奨接続台数は8台。Wi-Fi環境を計測するアプリ「Wi-Fiミレル」も無料で提供する。
縦置きと横置きが可能で、本体サイズは約W103×D55×H141mm(縦置き時)、重量は約170g。対応OSはWindows 7(SP1) / 8 / 8.1 / 10、Mac OS X 10.8~10.11、Android 4~6、iOS 7~9。
WNPU1167M
「WNPU1167M」は、5GHz帯のIEEE802.11ac/a/nと、2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/nに対応するUSB接続の無線LANアダプタ(子機)。IEEE802.11ac時で最大867Mbps(理論値)、IEEE802.11n時で最大300Mbps(理論値)の高速通信が行える。2×2アンテナを内蔵する。
MU-MIMOとビームフォーミングに対応し、無線LANセキュリティはWPA2-PSK(TKIP / AES)、WPA-PSK(TKIP / AES)、WEP(64 / 128bit)。本体サイズは約W15×D20×H7mm、重量は約2.4g。対応OSはWindows 7 / 8.1 / 10。