JVCケンウッドは11月22日、JVCブランドのハイレゾ対応イヤホン「HA-FW7」を発表した。「WOOD FW7」を愛称とする。発売は12月上旬の予定。価格はオープンで、推定市場価格は税別15,000円前後。

HA-FW7 (左からブラック、ホワイト、ブラウン)

HA-FW7は、木の振動板を採用したWOODシリーズに属するイヤホンだ。新開発の軽量8.5mm ウッドドーム振動板は、独自の薄膜加工技術により50μmの薄さを実現。木製ハウジングの内部にアルミハウジングを収めた設計と相まって、ハイレゾ音源を繊細に表現する。

1万円台半ばのクラスでありながら、L/R独立グランドケーブルを採用することで、音のセパレーションを向上。L型形状のプラグや絡みにくいグルーヴケーブルなど、ポータブル用途を意識している。

カラーバリエーションはブラック、ホワイト、ブラウンの3種類を用意。ウッドとメタルを組み合わせたハウジングは、カジュアルなファッションともコーディネートしやすい。

HA-FW7はJVCの新レーベル「N_W (エヌダブ) 」の第二弾となる製品。N_Wは、New WorldおよびNew Waveの略で、「音楽を愛する人へ、ライフスタイルに合った等身大の新しい世界を提案する」ことをコンセプトとしている。ちなみに、第一弾は11月16日に発表された「HA-FD7」だ。

HA-FW7のおもな仕様は下記のとおり。

  • 再生周波数帯域 : 6~40,000Hz
  • インピーダンス : 16Ω
  • 出力音圧レベル : 100dB/1mW
  • 最大許容入力 : 200mW
  • ケーブル : 1.2m、Y型、OFC
  • 入力端子 : 3.5mmステレオミニ (24金メッキ、L型)
  • 重さ : 約6.0g
  • 付属品 : イヤーピース XS/S/M/L、キャリングポーチなど